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静岡県富士宮市を中心に手作りの温もりを大切にする、布と学生服の店|望幸

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温もりブログ

徹底比較 チャコペン!(チャコペンシル)実需品には徹底的にこだわりたい!楽してソーイング チャコペン編
小学校の家庭科で使う裁縫箱の中にも入っていて、今や手芸店だけではなく100円均一にも手芸用品のコーナーに置いてある物作りに欠かせないチャコペンの鉛筆タイプ。
小物作りから洋服など幅広く使われておりますが、消耗品だし100円均一のものでも、手芸店のものでも一緒でしょ?
と思っている人も多いのではないでしょうか。

望幸ではクロバーさんの水溶性チャコペルの取り扱いがありますので、

2020814_200815.jpg

こちらと、100円均一さんのチャコペルを

2020814_200815_0.jpg

3つのポイントで比較してみました!

まず1つ目は、「材質」

100円均一とクロバーの芯に使っている材質は、

粘土・ワックス・顔料

本体は、天然木。

どちらも表記してある材質は同じものが記載されていました。

どちらも芯は柔らかいので、削るときは自動削り器やハンドル式の削り器を使うと芯が折れやすいので直ぐに鉛筆が短くなってしまいます。なので、削る時にはカッターナイフや小型削り器
2020814_200815_1.jpg

を使って削ってください。


2つ目は、「書きやすさ」

型紙を布に写す時に、肝心なのは

・生地に書いた時の印つけがしっかりしているのか

だと思いますので、実際に生地に印を付けていきたいと思います。

使用する生地は、チノクロスという綾織りの綿の生地を使用します。

2020814_200815_2.jpg

白の生地を使用しますので、チャコが分かりやすいようにクロバー、100円均一ともにピンクのチャコを使用させて頂きます。

それぞれのチャコを別々で書くと筆圧が違ってしまう場合がありますので、2本一緒に線を書いてみます。

22493.jpg
上の線が、クロバー

下の線が、100円均一

2020814_200815_5.jpg

書いている感触は、少しだけ100円均一のチャコペンシルの方が芯が硬い感じがしました。



同じように書いたつもりですが、クロバーの方が、線が濃くしっかり書けたように感じます。

3つ目は、「水で拭き取った後」

生地の素材によっては、水で印の上を丁寧にこすっても書いた線が消えない場合がありますので、チャコペンシルを使う際には、どちらの商品でも共布で消えるかどうかを試してからお使い下さい。

先ほどチャコで線を書いた布の下に乾いたタオルを敷き、十分に水を含ませたタオルで印の上をこすってみたいと思います。

2020814_200815_6.jpg

さて、線はどんな感じになるでしょうか



こすった後は、こんな感じです。

22494.jpg

どちらも消え方は同じように見えます。

そして、こすったところが乾くとこんな感じになりました。

22492.jpg

いかがでしょうか?

ほんの少しだけ100円均一のチャコペンシルの線がうっすら残ってしまいました。

この状態で、

後から洗濯するし、とりあえず形を整えたいからアイロンをかけよう!

というのは要注意です。

アイロンの熱でチャコが生地に定着してしまい、色が落ちなくなってしまう場合がありますので、チャコの線が気になってしまうようでしたら、一度先に洗濯をしてからアイロンをかける方が良いと思います。

お試しで使って頂くのは、100円均一さんのものでも十分に使っていただけます!
洋服などの書いた線をしっかり消したい場合は、100円均一よりもクロバーさんの方が線が消えますので安心ではないのでしょうか。

色んなメーカーさんのチャコを使って、使いやすいチャコを見つけてみてくださいね