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静岡県富士宮市を中心に手作りの温もりを大切にする、布と学生服の店|望幸

お問い合わせは電話番号0544264153までお願いいたします。

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温もりブログ

吊るし雛!シリーズPart1 桃!いっしょに吊るし雛 作りましょう マイロード本町には吊るし雛 飾られています

こんにちは!

望幸がありますマイロード本町ではレディース会が中心となって、富士山本宮浅間大社のお膝元である本町とおりを中心に富士宮を訪れるお客様に、おもてなしの心をかたちで表したいという思いから平成13年につるし雛「木の花さくや姫ひな飾り」が誕生しました。

望幸でも作成に参加したり、店頭に飾らせていただいています。

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今年はコロナウイルス感染拡大防止のため、毎年行われている「木の花さくや姫おひなまつり」は中止となりましたが、ぜひおうちにも飾りひな祭りを祝って欲しく、この温もりブログで飾り一つひとつをシリーズでご紹介したいと思います。

とはいえ、私も初心者です。

レディース会のお姉様?にお店から走って行き、ポイントを教わりながらご紹介したいと思います。

ぜひ、みなさん 一緒に作ってみませんか?
そしていろいろな飾りを作り、一つの作品にできたらと思っています。

 

まず今回 ご紹介するのは『桃かざり』

これは雛飾りを作るのに、基礎となる要素がいっぱいつまっているそうで、吊るし雛を一番初めに作るのは桃飾りがいいそうです。

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これは、レディース会が作るときに配られた型紙です。

参考にしながら作って行きたいと思います。

 

型紙はこちらから

 

材料

 

本体 12cmX6.5cm(縫い代 0.5cm) 1枚

口べり 13cm X 3cm 1枚

ひもの飾り 4cmX4cm 2枚→この作り方はチューリップ飾りと同じです。

綿 適宜

接着芯(これはおすすめ)

紐 60cm

 桃 を作る

1.接着芯をつける

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ちりめん生地は伸び縮みがするので、接着芯をつけてから印をつけてカットすると作りやすいです。

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アイロンをかける時の注意

  1. 当て布をする
  2. スチームでアイロンをかけない。
  3. 温度設定は低温〜中温以下にする
  4. こするより、軽くプレスする感じで

 

 

2.中表に半分に折り、返し縫いで縫います

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※吊るし雛飾りの基本の縫い方は「返し縫い」です

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強度を強くすること、また綿を入れた時にでないようにするために基本は返し縫いをしてください。
私の先生(レディース会のお姉様)曰く、細かく縫えば縫うほど出来上がりに違いが出てくる。

ぐしぬいを細かくしても(細かければ)いいんだけれども、基本はきちっと抑えて作る方がいいよとのすてきなアドバイスをいただきました!

 

3.出来上がったら表面が外側になる様にひっくり返し三角に開きます。

(縫い目のある方が桃の裏側になります)

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4.桃の本体に口べりを中表にあわせて表布表面・裏面・口べりと3枚を合わせてまち針を打ちます

 

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5.まち針を打って、縫い代0.5cmのところを返し縫いで縫います。

 

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6.2/3くらいまで返し縫いをしたら、綿を入れます。

パンパンになるくらいに入れた方が可愛くなるそうです。(私は結構入れたつもりでしたが、出来上がってみるともう少しいれてもよかったかもと思いました)

角まできちんと綿をいれます。

ピンセットを使うと綺麗に入れることができます

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7.綿を入れたら残りの1/3を縫います

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8.口べりの左右の端を本体の三角の両角あたりで、折り返し、縫います。

 

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作っていて、口べりの端を初めに縫ってからつけるよりも、本体に縫い付けた後に織り込んだ方が、端の見栄えが綺麗でしたので、この順番で作りました。

ここを縫わないと後で紐を通したときに出てきてしまうのできちんと縫いましょう→私はそうしてしまい、解いて縫い直しました!

 

9.口べりの端を0.5cm折り、残りを半分にし、まち針を打ちます

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10.まつり縫いをします

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11.紐 60cmを用意し、紐を通します。

 

 

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12.紐の両端を結びます。(飾りをつけるため)

 

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紐の飾りを作ります。(チューリップの作り方)

 

1.紐飾り用の布を2枚用意します。

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2.中表で半分に折ります。

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3.縫い代 0.5cmのところを返し縫いをします。

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4.ここで布を返し、1/2の大きさにする。

丸箸に通します。

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切りっぱなしの部分をぐし縫いをします。

ここで便利グッズのご紹介。これは頂き物ですが、お正月とかで使う丸箸を使います。これを使うと他の布を掬うこともなく、きれいに縫っていくことができます。

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5.紐の端に通します


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6.糸を絞り、コマ結びにします


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7.ひっくり返します

 

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8.半分に割って、中から外に向かって糸を通します

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外から出た糸は反対側の対角に外から針を入れます

イメージとしては下の図の感じです

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外から出たものは外から入る
中から来たものを中から出す
です!
 

最後に糸を引いて形を整えます

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いかがでしたか?
教えてもらった時に「作り終わったら意外と簡単って思うから大丈夫よ」と言われ、それは慣れているから思うんだよなと思っていました
けれど、この桃に基礎が詰まっていると聞き、ここからの応用なら作れるかもと思ってしまいました。
そして紐飾りのチューリップ。これはブローチにしてもかわいいとのこと。
作ってみれば意外と・・・の代表作だとも!ぜひお試しください
ここではわからないことを目の前にいる先生(?)に聞きながら、いい加減を教えてもらい、作って行きたいと思います!
吊るさなくても玄関においても飾りになるわよと言われ、我が家の玄関に置いてみました!
ぜひ、一緒に作って行きましょう

ブログもまとまったので、次回作を作り始めたいと思います。