温もりブログ
夏といえばひまわり!
私の娘はとにかくひまわりが大好きで、振袖の髪飾りにひまわりがいいと言い放ち、おいおいそれはないだろうと思う私ですが、小さい頃 とにかく太陽にむかって真っ直ぐ育つひまわりやアスパラのように、太陽の光を浴びて上を向いている子供になれとぐずぐず言おうものならこの言葉を言って育ててきたことを考えれば仕方がないのかなと思う日々です。
でも確かに浴衣を着たりした時にひまわりの髪飾りってかわいい
アクセサリーショップにいくとつまみ細工のピアスもあって、すごくかわいい!
それなら作ってみようかな!
なんせ初心者 丸つまみ?剣つまみ?の言葉もしらないし!
いろいろな布で作れるかな ひまわり
どんなになるのか楽しみながら作ってみます一緒にチャレンジしてみませんか?
※今回 4種類の布でひまわりを作りました
写真が、さまざまな布の写真になっていますが、作り方はすべて同じです!
材料
ひまわりの花(黄色)
3.5cm角 8枚
3cm角 8枚
葉(緑)
5cm角 2枚
花芯
くるみ用布 4cm角 1枚
丸台紙(厚紙) 直径2cm
キルト芯 直径2cm 2枚
土台
くるみ用布 6cm角
丸台紙(厚紙) 直径3cm
ピアス(片方)を作った大きさ
ひまわりの花
2.5cm角 8枚
2cm角 8枚
葉
3.5cm角 2枚
花芯
くるみ用布 2.5cm角 1枚
丸台紙(厚紙) 直径1cm
キルト芯 直径1cm 2枚
土台
くるみ用布 3.5cm角
丸台紙(厚紙) 直径2cm
つまみ細工用 ピンセット
のり
ボンド
ピンセット
ローリングカッター
カッターマット
定規
1.つまみ細工をする前に
①布をカットする
特にちりめんがしぼという凹凸があるためまっすぐに切ることは本当にむずかしいです。
ちりめんはバイヤスでは切らずに、縦と横にカットしていきます。
メモリのついたカッターマットと方眼のついたマット、ローリングカッターは必需品です。
もし、定規をあててもずれてしまう時には、半紙やコピー用紙を布の上に置き、その上から定規を当て布をカットすると綺麗に切ることができます!!
カッティングマットの目に合わせて布を置きます
方眼の目に合わせて、定規を置き、ローリングカッターの歯を定規に沿わせてカットしていきます
②使い勝手の良いピンセットを探す
これがまたつまみ細工を綺麗に作るために欠かせないものなのです
この写真をみてください
二種類のピンセットです
上がスクラップブックなど紙を扱うために買ったピンセット(文房具屋さんで買いました)
下が望幸で売っているつまみ細工用のピンセットです
何が違うかって一目瞭然ですよね
先の細さです
そしてピンセットで掴んだ時に空間ができないんです。
これがの文房具用のピンセットです。先端のみが噛み合っているのがみてわかると思います。
こちらがちりめん細工用のピンセット
ピッタリとくっつくのです。
ちりめん、オーガンジー、コットンと3種類の布でつまみ細工を作ってみた今回、この必要性を感じました。
ご自分で好みの重さだったり、長さもあろうかと思います。
でもぜひ一度、このつまみ細工専用のピンセットを使ってみてください。
2.ひまわりの花びらを作ります!
ひまわりの花びらは「剣つまみ」→「剣先がえし」で作ります!
つまみ細工の基本中の基本の一つである剣つまみをここで覚えてしまいましょう!
(ネットなどで調べると葉つまみとも言われていますね)
①正方形に切った花びら用の布を用意します
②ピンセットを布の対角線の少し上、真ん中より少し上に合わせます
③ピンセットを手前に返す要領で、対角線でおり、上と下の頂点を重ね合わせ、三角におります
④親指と人差し指で布の頂点を押さえ、ピンセットを抜きます(布の端が綺麗になるように揃えます)
⑤布の向きを90度回転させ、布の真ん中より少し上をピンセットで挟み、半分に折ります(ここでも布の頂点を重ね合わせて頂点が揃うようにします)
親指で布を押さえ、ピンセットを抜きます
⑥布の向きを90度回転させ、布の真ん中より少し上をピンセットで挟み、手前に折ります(頂点がずれないように半分に折るのがポイント)
⑦背の部分(写真と同じような位置)をピンセットで挟みます
⑧ピンセットを持ち替えます
⑨先をきっちり押させて、角をピンセットで約2mmつまみま、そのまま勢いよく弾くように引き抜きます
⑩下方をつまみ直し、揃っていない時には余分な布をカットします!
⑪ボンドをつけます
⑫余分なボンドは落とします
⑬クリップで挟みます(ボンドが乾くまでクリップで挟むと綺麗な仕上がりになります。今回はひまわりのようにキリッとした仕上がりになるものはクリップに挟むと効率が上がります→8割くらい乾いてからクリップを外すのといいですよ)
⑭ボンドが8割かた乾いた状態
⑮折り山を左右に開き、先を返します
⑯平なところでしっかりと押して、形を整えます
⑰これで花びらができあがりました
3.葉を作ります
葉っぱは丸とじつまみで作ります
①正方形に切った葉用の布を用意します
②ピンセットを布の対角線の少し上、真ん中より少し上に合わせます
③ピンセットを手前に返す要領で、対角線でおり、上と下の頂点を重ね合わせ、三角におります
④親指と人差し指で布の頂点を押さえ、ピンセットを抜きます(布の端が綺麗になるように揃えます)
⑤布の向きを90度回転させ、布の真ん中より少し上をピンセットで挟み、半分に折ります(ここでも布の頂点を重ね合わせて頂点が揃うようにします)
親指で布を押さえ、ピンセットを抜きます
⑥布の向きを90度回転させ、布の真ん中より少し上をピンセットで挟み、両橋の頂点を外側から半分に折ります(ここでも布の頂点を重ね合わせて頂点が揃うようにします)
親指と中指で布を押さえ、ピンセットを抜きます
→この合わせ方が丸つまみと剣つまみの違いです!作り始め 何度間違えて この先の工程に進む時に違いに気がつくことがありました。あきらかに形が違ってくるんです
⑦下方をつまみ直し、揃っていない時には余分な布をカットします!
⑧ボンドをつけます
⑨余分なボンドは落とします
⑩クリップで挟みます(ボンドが乾くまでクリップで挟むと綺麗な仕上がりになります。普通丸つまりはふわっとさせたいのでクリップなどで止めない方がいいのですが、今回は丸とじつまみをするのでクリップを使いました)
⑪ボンドが8割かた乾いた状態
⑫両サイドの布を裁ち目に合わせて 布を返します
⑬両サイド 返します
⑭ボンドをつけます
⑮張り合わせて 形を整えて出来上がり
⑯これで葉っぱができあがりました
4.土台を作ります
①直径3cmの丸台紙(厚紙)を用意します
②台紙の上にボンドをつけて、指なので薄くのばします
③ひとまわり大きいくるみ用の布の中心に丸台紙を貼り付けます
④布のフチにボンドを塗ります
⑤くるみ用の布を対角でおり、ひだを折り、包んでいきます
⑥出来上がり!
間違えやすいのは綺麗な方が裏、折り込んだ面が表となります
↓こちらがうらとなります
表は台紙が見えてても花などを配置ておくので大丈夫
ちなみに 葺くというんですよね、つまみ細工では 配置していくことを
5.ひまわりの葉っぱと花びらを配置し(葺き)ます。
※文頭でも書かせていただきましたが、いろいろな種類の布でひまわりを作っています
そのなかで、説明に必要な写真を抜粋して使っていますので、いろいろな種類の布での説明になったおります。
わかりずらくてすいません!
①丸台紙にボンドをつけます
②バランスを考えながら、葉っぱをつけます
葉っぱの裏にもボンドをつけます
③1段目の花びらをつけます。まず4枚を裏にボンドをつけながら中心から90度で対象となるように置きます
④花びらと花びらの間に残りの4枚を重ならないように注意しながらバランスをみながら配置します
⑤2段目の花びらをつけます。ボンドを中心につけます
1段目と同じようにまず4枚を中心から90度で対象となるように置きます
⑥のこりの花びら4枚を花びらと花びらの間に残りの4枚をボンドをつけながら重ならないように注意しながらバランスをみながら配置します
6.ひまわりの種(花芯)をつけます
今回 布の素材に合わせて2種類の花芯を作りました
まずは同じ種類の布で花芯を作ります
①直径1cmの丸台紙(厚紙)を用意します
②直径1cm のキルト芯2枚を用意し、その裏に両面テープを貼り、重ねます
③丸台に貼り付けます
④キルト芯を布の方にあて、くるみます
⑤布のフチにボンドを塗ります
⑥くるみ用の布を対角でおり、ひだを折り、包んでいきます
⑦5で出来上がったひまわりの中心にボンドをつけ、花芯を置きます
完成!!です
コンパスカッターってご存知ですか?
これ優れものなんです
文房具大好きな私の仕事場この奥深くから今回 探し出しました!
結構、布によって同じ大きさの布をつまんでも(私の力量かもしれませんが)同じ大きさに作ることができず、土台の大きさがしっくりいかないことが結構あったんです。
その時にネットなどでみていたらコンパスで測ってやるといいというのを探し出し、そういえばもっているかもしれないと出してきたのがコンパスカッターです
100均にも売っているとの情報あり
ちょっと試してください
ここでもストレス 一つ減らすことができますよ
リボンで花芯を作る!!
ひまわりの花芯を作りにはおすすめです!
望幸では細い両面テープを販売しておりこれがまたすごく重宝します。
今回もその両面テープを使用しました。リボンの端ギリギリに両面テープを貼り、半分に折ります
フチ側に両面テープを貼り、くるくる巻きます
ひまわりの花の上に置きながら、花芯の大きさを確認します
花の真ん中にボンドを塗って、花芯をおいたら出来上がり
というように同じように作成しても、布の種類によって全然違います!
オーガンジーで作ったヒマワリは軽さもちょうどいいのでピアスにしようかと思います
実は望幸にはピアス金具やイヤリング金具もあるので、作ったらぜひアクセサリーにして下さい
ちりめんで作ったのはやはり髪飾りかな
シーチングで作ったものは小さい子供の髪飾りでもいいかもしれない