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静岡県富士宮市を中心に手作りの温もりを大切にする、布と学生服の店|望幸

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温もりブログ

寅!虎!トラ!真夏だけど干支!第4回目の創意工夫。縮緬とフェルトで作る金運アップの虎のタペストリー
2021年08月27日 干支  手作り  ちりめん細工  手芸  手縫い    お正月 
こんにちは。
望幸Sです。

『真夏だけど干支』は今回で4回作目を迎えました。
いのししから始まり、ねずみ、うしと続いて来年の干支は『とら』です。

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お家時間が増えた皆さん、それではチャレンジしてみましょう!

まずいつもの様に図案を考えて描いてみました。
これを2枚コピーして、色塗り用とナンバーリングようにします。

《図案》

tora_210827_34.jpg

色が決まったら、番号を振ります。

tora_210827_33.jpg



材料を用意します。
《材料》
縮緬    黃30✕50cm(寅)
      白25✕25cm(寅の腹、口元)
      緑25✕10cm(竹を縦で取ります)                              
      黃緑10✕10cm(笹の葉)
      紫30✕30cm(背景)
      黄土30✕5cm(土)
フェルト  ピンク 少量
      赤   少量
      黒   30✕15     
糸     黃、白、緑、紫、黄土、紺、黒
細い紐   茶30cm程度(笹の枝)   
      緑20cm程度(竹の節)
動眼    18mm 2個
額     紺生地45✕30cm
裏生地   50✕60cm
接着芯(薄)100✕50cm
   (厚)10✕10cm
チャコペンシル
はさみ
ボンド
のり
アイロン

爪楊枝

《作り方》

①番号をつけた図案を何枚かコピーし、厚紙を貼り各パーツを、切り取り型紙を作ります。
tora_210827_32.jpg

②紫と黄土色の縮緬を縫い合わせ、裏に薄いアイロン接着芯を貼り、背面をつくります。
※アイロンはすべて中温です。
tora_210827_31.jpg

③黄色、白、緑の縮緬にアイロンで、薄い接着芯を貼ります。
tora_210827_30.jpg

④型紙を反転させて型を取り、縫い代を5~7ミリ残して切ります。
※反転させないと逆向きになってしまうので注意しましょう。
tora_210827_29.jpg

⑤切り取ったパーツの縫い代の外側寄りをしつけをします。カーブは切り込みを入れると綺麗に仕上がります。
手と腹の重ねる時に下になる部分はしつけをせずそのままにします。
型紙を当てた状態で糸を引き、形をつくりアイロンをあてます。
tora_210827_28.jpg

➅フエルト分の耳、口、虎の模様を切ります。
模様はひらがなを印に付けておきます。

tora_210827_27.jpg

⑦《右手を作る》
 腕に拳を乗せて縫います。
tora_210827_26.jpg

⑧《胴を作る》
 胴体に腹を重ねて縫いその上に左腕を重ねて縫います。
まち針で押さえるか、しつけをして糸が見えないように、それぞれかがり縫いで縫いつけます。
tora_210827_25.jpg

⑨《耳を作る》
 耳の形を作りフェルトを貼ります。
tora_210827_24.jpg
⑩《竹を作る》
接着芯を貼り、両サイド折りアイロンをかけておきます。
よれないようにしつけをしておきましょう。
tora_210827_23.jpg

⑪縦横に中心線を引きしつけをします。
tora_210827_22.jpg

⑫一度、配置してバランスを見ます。
tora_210827_21.jpg

⑬竹の位置を決めてしつけをして置きます。
tora_210827_20.jpg
⑭①の型紙を使って薄くチャコペンシルで印をつけます。
尾を縫い付けます。
tora_210827_19.jpg

⑮竹を縫いながら節も一緒に縫います。
次に胴体を尾に重なるように縫い付けます。
tora_210827_18.jpg

⑯頭を胴体の上に縫い付けます。
この時耳はまだ縫わずに置きます。
tora_210827_17.jpg
⑰フエルトの口をボンドで貼ります。その上にひげの付け根(マズルと言うらしい)を縫い付けてから左手を付けます。指を黒糸で縫います。
tora_210827_16.jpg

⑱笹の枝になる紐を耳を縫うときに耳の下になるように、一緒に縫っておきます。
tora_210827_15.jpg

⑲34✕5センチの長方形の帯を4本作り端は、2辺が5センチの辺二等辺三角形になるように斜めに線を引きます。
tora_210827_14.jpg

⑳⑲を、二等辺三角形の底辺同士を繋げるように縫い合わせます。
tora_210827_13.jpg

㉑額の内側の縫い代を本体に縫い代と合わせて縫います。
tora_210827_12.jpg

㉒一度アイロンをかけてから、34✕34センチメートルに切った接着キルト芯を裏からアイロンで接着します。
tora_210827_11.jpg

㉓裏生地に34✕34センチメートルの線を引き縫い代を1センチ残して切ります。
tora_210827_10.jpg

㉔表生地と裏生地を中表になるように合わせます。返し口を10 センチメートル ほど残して一周縫います。
表に返して返し口を閉じます。
tora_210827_9.jpg

㉕あて布をしてアイロンをかけて、放射線状に内側から外側に向けて、全体にしつけをします。
tora_210827_8.jpg

㉖各パーツの脇を全て裏まで通る針目で縫い抑えます。
tora_210827_7.jpg

㉗目立たないように同色の糸を使います。
裏に針目が出ます。
tora_210827_6.jpg

㉘厚めの接着芯の表にに1✕3センチメートルの線を引き黄緑の縮緬にアイロンで貼ります。
tora_210827_5.jpg

㉙15枚の笹の葉をつくります。
tora_210827_4.jpg

㉚一度笹の葉と模様を置いてみます。
型紙を写した時にチャコペンシルの芯の太さで多少サイズが違っているのでハサミで調整します。
tora_210827_3.jpg

㉛笹の枝、笹の葉、虎の模様を爪楊枝を使いボンドで貼ります。
tora_210827_2.jpg

㉜棒でつる下げる場合は、裏側の上から一センチ下がった所に、棒の太さより大きめの通し口を作ります。
tora_210827_1.jpg

㉝しつけを取って完成です!!
tora_210827_0.jpg

あまり凛々しい寅ではなく、愛敬のある寅に仕上がったのではないかと思います。

来年は兎です。次の図案を考え始めなくては。