温もりブログ
東京オリンピックが終わり、台風がやってきました。お盆を迎えますが皆さんどのようにお過ごしですか?きっとあっという間に十五夜さんもやってきてしましますね。
フエルトを使って何か立体的なタペストリーが作ってみたいなと思って、掛けるだけではなく、置いても楽しめる綿入りの十五夜タペストリーをつくってみました。
日本では、月にはうさぎが餅をついているといわれているので満月とうさぎがモチーフになっています。是非作ってみてください。
材料
フエルト40cm角 黄色…1枚 紺…2枚
フエルト20cm角 茶 白 緑 ベージュ 黄緑 ピンク…各1枚
4mm赤目玉(ボタン型)...3ケ
フラワーワイヤーNo24みどり...1本
打ち紐濃いベージュ...20cm
刺しゅう糸...黒 金
ぼんてん 8mm...8ケ
手芸綿
ボール紙
まず型紙を作ります。今回は自分で書いたイラストを使って作ってみました。
画像を印刷して大きさを調節して作ってみてください。
4枚コピーをしてそのうち1枚を黄色 赤 青の三色で塗り分けておいてください。
残った3枚をボール紙に貼り、色を塗ったものを参考にそれぞれ色ごとにカッターナイフで切りとります。
デザインカッターがあればそれを使った方が刃先が細いので、細かいところも切りやすくなります。
すべて切ると、型の重なった部分も合わせてすべてのパーツがそろいます。
パーツの型にそってフエルトに写しますが、型紙に綿と書いてあるものは土台に貼り付けるときに手芸綿をつけるので、一回り(3mm程度)大きく切ってください。
洋服の縫い代をとる様なイメージです。
次にすすきを作っていきます。打ち紐を10cmに切ったものを2本用意し、紐をほどきます。指をすり合わせるようにするとほどきやすいと思います。
スチームアイロンのスチームをあてると編んでいた跡が伸びるのですすきの穂先らしさが出ます。
アイロンで押さえるのではなくスチームだけをあてるように気を付けてください。
打ち紐は中心が空洞になっているためワイヤーを入れるのが簡単です。NO24の細さのフラワーワイヤーを紐の端から7cm程度入れます。
すすきの茎全部に入れると柔らかく穂が垂れる様子にならないので茎の途中までワイヤーを入れる感じでOKです。
緑のフエルトとベージュのフエルトをすすきの葉の形に切ります。
先ほどの残りのワイヤーをフエルトの形にそって曲げて貼り付けます。
ワイヤーは短くても5cm位の長さで用意してください。
次にうさぎの耳を作ります。雫型に切った白のフエルトを大小2枚ずつ用意して、細い先の方にボンドをつけ摘まむようにして半分に折ってとめます。
クリップなどで挟んでおくと楽ちんです。
ある程度触って乾いてきたらクリップを外して乾かしてください。
型紙に置いてみて耳の大きさを確かめてて調整してください。
乾いたら耳の中をピンクのフエルトで作ってボンドで貼り付けます。白の耳のくぼみの形に合うように調整してください。
型紙よりも1まわり大きく切ったフエルトにボンドを数か所おいて綿を乗せます。
ボンドを前面に塗ってしまうとフエルトが堅くなってしまうので点々と置くようにすると良いと思います。
綿の厚さは写真くらいに厚めにつけてください。
型にあわせてフエルトを置きボール紙の型紙を重ねてみて、チャコで印をつけます。
足部分のフエルトの端に綿がかからないように内側に寄せてボンドをつけ先ほど写したチャコに合わせて付けていきます。
そのままのせると一回り大きくフエルトを切っている分大きいので、サイズが合いませんが、チャコの線にあうようにつけていくと綿の所が盛り上がったようになります。内側に綿がぎゅっと集まるようになっているかがポイントになります。
指でフエルトの端のみを押さえるようにしたり、つまむようにしてある程度付けたら目打ちなど先の細いものを使って押さえていくとしっかりとまります。
すすきを花瓶に挿した形を決め糸でぐるぐる巻いて動かないようにまとめてください。
黄色のフエルトに型紙を参考にうさぎと臼を乗せてみます。
位置が決まったら待ち針でとめて動かないようにしておきます。
杵と臼をボンドでとめ、うさぎの足首になる部分に少し切れ込みを入れてから胴体部分をボンドでとめたら、先ほどと同様に綿がフエルトの端にかからないように気を付けて貼り付けてください。
指で押さえながらでも構いませんが、ためしにパッチワークこてを使ってみました。
細かい部分にはこての先端部をあて、曲線部はふちに沿ってこてを当てるときれいにつけることができました。時間の短縮もできてとても便利でした。
温度をLOWにするとフエルトも溶けたりしないので安心です。
(使用したフエルトはウール混紡のものですが、ポリエステル100%の物の場合はこてをあてる前に溶けたりしないか確認をしてください。)
足首部分は切れ込みを入れてあるので、ふちをつけていくときれいに広がります。
うさぎと臼をつけたら、すすきの根元を束ねた部分だけボンドをつけて花瓶もふちだけボンドをとめます。
置いてみて余分に思う長さはペンチで切ってください。
すすきの穂と葉はとめていないので黄色の土台から浮いた状態になります。立体的になるので少し穂先を手前へもたげたようにすると面白くなるとおもいます。
ぼんてんでうさぎのしっぽと団子をつくり、雲を貼り付けます。
綿をいれてありますが、ふわふわした感じにしたいので周りをすべてとめるのではなく数か所とめるようにしました。
全体の位置はこのようなかんじです。
4mmの赤目玉を縫い付け、黒の刺しゅう糸で鼻を縫います。
金色の刺しゅう糸で月のクレーターをイメージして模様を縫ってみました。
ボール紙に28cmの直径の円を描きます。10cmと10.5cmの所に線を引き、切りはなしてください。
今回は壁掛けだけでなくおいても楽しめる形を作っているので、フエルトの裏に写真のように隙間をあけて貼ると折り曲げられるようになります。
紺色のフエルトを直径41cmで2枚とボール紙で直径40cmを1枚用意します。
紺を土台に黄色のフエルトを乗せてみて好みの位置を決めてください。(黄色のフエルトは、うさぎの飾りが付いているとおもってください。)
先ほどの黄色のフエルトの折り曲げられる位置に印をつけ、紺のフエルト1枚を印に沿ってかまぼこ型に切ります。ボール紙は、フエルトよりも5mm程度小さくなるように切ります。2枚をボンドで貼りあわせてください。
黄フエルト+丸型紺フエルト+かまぼこ型フエルトの順に重ね壁に掛けられるように紺のフエルトの間にリボンを挟んで、それぞれ貼りあわせたら完成です。
壁掛けにしたり、ボール紙を挟んだので、棚等の上に置いても楽しめます。今年のお月見はよく晴れると良いですね。
フエルトを使って何か立体的なタペストリーが作ってみたいなと思って、掛けるだけではなく、置いても楽しめる綿入りの十五夜タペストリーをつくってみました。
日本では、月にはうさぎが餅をついているといわれているので満月とうさぎがモチーフになっています。是非作ってみてください。
材料
フエルト40cm角 黄色…1枚 紺…2枚
フエルト20cm角 茶 白 緑 ベージュ 黄緑 ピンク…各1枚
4mm赤目玉(ボタン型)...3ケ
フラワーワイヤーNo24みどり...1本
打ち紐濃いベージュ...20cm
刺しゅう糸...黒 金
ぼんてん 8mm...8ケ
手芸綿
ボール紙
まず型紙を作ります。今回は自分で書いたイラストを使って作ってみました。
画像を印刷して大きさを調節して作ってみてください。
4枚コピーをしてそのうち1枚を黄色 赤 青の三色で塗り分けておいてください。
残った3枚をボール紙に貼り、色を塗ったものを参考にそれぞれ色ごとにカッターナイフで切りとります。
デザインカッターがあればそれを使った方が刃先が細いので、細かいところも切りやすくなります。
すべて切ると、型の重なった部分も合わせてすべてのパーツがそろいます。
パーツの型にそってフエルトに写しますが、型紙に綿と書いてあるものは土台に貼り付けるときに手芸綿をつけるので、一回り(3mm程度)大きく切ってください。
洋服の縫い代をとる様なイメージです。
次にすすきを作っていきます。打ち紐を10cmに切ったものを2本用意し、紐をほどきます。指をすり合わせるようにするとほどきやすいと思います。
スチームアイロンのスチームをあてると編んでいた跡が伸びるのですすきの穂先らしさが出ます。
アイロンで押さえるのではなくスチームだけをあてるように気を付けてください。
打ち紐は中心が空洞になっているためワイヤーを入れるのが簡単です。NO24の細さのフラワーワイヤーを紐の端から7cm程度入れます。
すすきの茎全部に入れると柔らかく穂が垂れる様子にならないので茎の途中までワイヤーを入れる感じでOKです。
緑のフエルトとベージュのフエルトをすすきの葉の形に切ります。
先ほどの残りのワイヤーをフエルトの形にそって曲げて貼り付けます。
ワイヤーは短くても5cm位の長さで用意してください。
次にうさぎの耳を作ります。雫型に切った白のフエルトを大小2枚ずつ用意して、細い先の方にボンドをつけ摘まむようにして半分に折ってとめます。
クリップなどで挟んでおくと楽ちんです。
ある程度触って乾いてきたらクリップを外して乾かしてください。
型紙に置いてみて耳の大きさを確かめてて調整してください。
乾いたら耳の中をピンクのフエルトで作ってボンドで貼り付けます。白の耳のくぼみの形に合うように調整してください。
型紙よりも1まわり大きく切ったフエルトにボンドを数か所おいて綿を乗せます。
ボンドを前面に塗ってしまうとフエルトが堅くなってしまうので点々と置くようにすると良いと思います。
綿の厚さは写真くらいに厚めにつけてください。
型にあわせてフエルトを置きボール紙の型紙を重ねてみて、チャコで印をつけます。
足部分のフエルトの端に綿がかからないように内側に寄せてボンドをつけ先ほど写したチャコに合わせて付けていきます。
そのままのせると一回り大きくフエルトを切っている分大きいので、サイズが合いませんが、チャコの線にあうようにつけていくと綿の所が盛り上がったようになります。内側に綿がぎゅっと集まるようになっているかがポイントになります。
指でフエルトの端のみを押さえるようにしたり、つまむようにしてある程度付けたら目打ちなど先の細いものを使って押さえていくとしっかりとまります。
すすきを花瓶に挿した形を決め糸でぐるぐる巻いて動かないようにまとめてください。
黄色のフエルトに型紙を参考にうさぎと臼を乗せてみます。
位置が決まったら待ち針でとめて動かないようにしておきます。
杵と臼をボンドでとめ、うさぎの足首になる部分に少し切れ込みを入れてから胴体部分をボンドでとめたら、先ほどと同様に綿がフエルトの端にかからないように気を付けて貼り付けてください。
指で押さえながらでも構いませんが、ためしにパッチワークこてを使ってみました。
細かい部分にはこての先端部をあて、曲線部はふちに沿ってこてを当てるときれいにつけることができました。時間の短縮もできてとても便利でした。
温度をLOWにするとフエルトも溶けたりしないので安心です。
(使用したフエルトはウール混紡のものですが、ポリエステル100%の物の場合はこてをあてる前に溶けたりしないか確認をしてください。)
足首部分は切れ込みを入れてあるので、ふちをつけていくときれいに広がります。
うさぎと臼をつけたら、すすきの根元を束ねた部分だけボンドをつけて花瓶もふちだけボンドをとめます。
置いてみて余分に思う長さはペンチで切ってください。
すすきの穂と葉はとめていないので黄色の土台から浮いた状態になります。立体的になるので少し穂先を手前へもたげたようにすると面白くなるとおもいます。
ぼんてんでうさぎのしっぽと団子をつくり、雲を貼り付けます。
綿をいれてありますが、ふわふわした感じにしたいので周りをすべてとめるのではなく数か所とめるようにしました。
全体の位置はこのようなかんじです。
4mmの赤目玉を縫い付け、黒の刺しゅう糸で鼻を縫います。
金色の刺しゅう糸で月のクレーターをイメージして模様を縫ってみました。
ボール紙に28cmの直径の円を描きます。10cmと10.5cmの所に線を引き、切りはなしてください。
今回は壁掛けだけでなくおいても楽しめる形を作っているので、フエルトの裏に写真のように隙間をあけて貼ると折り曲げられるようになります。
紺色のフエルトを直径41cmで2枚とボール紙で直径40cmを1枚用意します。
紺を土台に黄色のフエルトを乗せてみて好みの位置を決めてください。(黄色のフエルトは、うさぎの飾りが付いているとおもってください。)
先ほどの黄色のフエルトの折り曲げられる位置に印をつけ、紺のフエルト1枚を印に沿ってかまぼこ型に切ります。ボール紙は、フエルトよりも5mm程度小さくなるように切ります。2枚をボンドで貼りあわせてください。
黄フエルト+丸型紺フエルト+かまぼこ型フエルトの順に重ね壁に掛けられるように紺のフエルトの間にリボンを挟んで、それぞれ貼りあわせたら完成です。
壁掛けにしたり、ボール紙を挟んだので、棚等の上に置いても楽しめます。今年のお月見はよく晴れると良いですね。