温もりブログ
今年の夏は本当に暑いですね!口を開けば暑い!しか出てこない・・・
そしてオリンピックも熱い!連日 たくさんの感動をいただいております。
そんな暑さを満喫するには、清涼感あふれるなにかを飾りながらオリンピックを声援するのが一番ではないか!
あれ、金魚!つまみ細工で!!ふっと湧いてきたイメージ
ながらでも簡単に作れます!
ぜひ一緒に作ってみませんか?
材料
つまみ細工を作る生地 4cm角 1枚
3cm角 3枚
2cm角 4枚
約4cmX約6cm 1枚
1cm角 120枚
スチボール シズク型 24mm 1個
江戸打紐 太(約3mm) 約60cm
(約2cm 約30本)
フラワーワイヤー(グリーン) No.18 2本
(ホワイト) No.30 1本
今回はつまみ細工を作っていきますので、
つまみ細工用のピンセットや、生地をカットするカッターマットやロールカッターがあると、ハサミでカットするよりもキレイに切れますので、お持ちの方はそちらを使うとカットする時間が短縮出来ますのでオススメです
その他にテグス、ボンド、目打ちなどをご用意下さい
今回つまみ細工に使う素材ですが、スーツの裏地などに使われているキュプラという素材を使って作ろうと思います。
キュプラはコットンリンターと言われるコットンの種のまわりにある産毛を溶解して精製した再生繊維です
【キュプラという裏地の特徴】
*吸放湿性に優れているので、呼吸する素材と言われ、汗を吸ったり吐いたりしてくれますのでべたつきやムレで不快になることがなく夏でもさわやかに過ごせます
冬は吸湿発熱性が発揮されあたたさを生み出しますので一年中快適に過ごせます
*静電気が起こりにくい
水分を多く含む素材ですので静電気が発生してもすぐに空気中に逃してくれます
衣類にほこりがつきにくくなったり
着脱時のぱちっとあの不快感もなくなります
*なめらかな肌触り
繊維の太さのムラがなく細く均一な断面をしていますのでシルクのように上品な光沢感やなめらかさがあります
すべりが良い為、脱ぎ着する際のストレスもありません
こちらの生地は、生地がとても柔らかく、切った口がほつれやすいので、アイロンでしわを伸ばす下準備をする時に、アイロン用のり剤でパリッとさせてから切るとほつれにくくなりますが、使う素材によっては使用できませんので注意してください
まずシズク型のスチボールに、胸ヒレ・腹ヒレ・尾ビレ・背ビレ部分に印を付けます
ボンドで生地を付けます
この時に、先ほど付けた印が見えにくい生地を使う場合は、再度生地に印を付けて下さい
・顔
まず始めに、4cm角の生地で丸つまみを1枚作ります
裏側の端にボンドを付けて、その端をクレープのように折り畳みます
丸くなっている所を指やピンセットなどで裏へ返します
出来上がるとこんな感じです
(裏)
(表)
この形を 丸つまみ返し と言うそうです
この4cmの丸つまみ返しは顔の部分となります
スチボールの先端をくるむように付けるのですが、ボンドは両端の先端のみに付けます
まず下の位置をしっかり固定します
次に上を固定します
上のところはウロコを貼り付ける時に外しますので、軽く固定する程度にほんの少しボンドを付けるようにしてください
その時に、背ビレの印が固定するつまみ細工の中央にくるように固定すると、仕上がりがキレイになると思います
両端以外のところにはボンドを付けず、少し浮いた形にします。
・胸ビレ、腹ビレ
胸ビレは、2cm角の生地を使って丸つまみを4つ作ります。
胸ビレ、腹ビレそれぞれを付ける位置に印をしていますので、そのところに目打ちで穴を開けます
その穴にボンドを塗り
丸つまみを固定します
乾かしている間、ワイヤーやメラニンスポンジを使って腹ビレの角度を確認したりする土台みたいなものがあると、乾かしているときに腹ビレの形が変わらないのでオススメですし、尾ビレを乾かしたりする時にも役にたちますよ
ワイヤーを通している部分に、最後金魚を吊るすテグスを通しますので、穴が開いていても大丈夫です
・背ビレ
背ビレは3cm角の生地を使って剣つまみを3枚
作ります
剣つまみの作り方は、こちら
3枚の剣つまみを少しずつ重ねて下の部分にボンドを付けて3枚を固定します
お尻に向かっている方は、尾ビレの位置に印があるので、その位置に出来るだけ近づけます
顔に向かっている方の先端は、背ビレの印に沿うように固定します
背ビレを3cm角で作りましたが、2cm角でも良良いと思います
・尾ビレ
約4cmX6cmの生地を尾ビレの形にカットします
中央にフラワーワイヤー#30をボンドで固定します
ワイヤーは少し残しておき、後はカットします
ぐし縫いをすると少し尾ビレの付け根が太くなる場合がありますので、少し残しておいたワイヤーにボンドで紙縒をつくる感覚でワイヤーに巻き付けます
ボンドが乾いたら、胸ビレと同じように、印を付けた所に目打ちで穴を開けてボンドを付けて固定します
・ウロコ
1cm角の生地を使って、丸つまみ返しをつくります
最初に沢山作っておくと貼りつける作業が楽だとおもいます
お尻の方から1枚づつ貼り付けて
顔の近くまでウロコが貼り付けてられたら、顔の上の軽く固定していた部分を剥がします
この隙間に丸つまみ返しの先端を隠すように貼り付けていきます
完成です
・水草を作ります
約2cmにカットした江戸打紐の端がほつれてこないように端から1cmくらいのところまでをボンドで固めます
ボンドが厚くならないように薄く塗って固めるように注意してください
ボンドが乾いたら、固めていない方の端から内側にかけて約1cmを目打ちなどを使いながらほぐしていきます
次に、先ほどほぐした紐にワイヤーを通します
ほぐしてある方からワイヤーを通します
紐と紐とのバランスを見ながら通していきます
今回は、ワイヤー1本に15本の紐を通して水草を2本作りましたが、飾る土台によって短い水草を飾ったり、長い水草を飾るのも良いと思いますので、何本か作っておくのも良いかもしれません。
わたしは長い水草で飾りたかったので紐をこれだけ使いましたが、飾る物によって長さや本数を変えて作ってみて下さい
・水草に金魚を飾ります
まず、飾る土台を用意します
グラスに飾ったり、金魚をいくつか作ってモビールにしても良いと思いますので、お試し下さいね
わたしは、小皿と小鉢とビー玉を使って、
こんな感じにしてみました
まず、胸ビレを付ける時の土台用に通していたワイヤー部分にテグスを通します
ワイヤーの先を輪にして、そこにテグスをかけてからワイヤーを引くと糸通しの要領で簡単にテグスを通すことが出来ますよ
下に出ているテグスが抜けない用にクリップなどで止めて、吊るしたときの金魚の位置を見て、テグスの長さが決まったら、見えない用に紐部分で隠してボンドで固定が出来たら完成です
コピックなどでウロコに色を付けると金魚っぽくなりますし、黒で作っても可愛くなりそうです
捨てられずにいる小さなグラスやお皿などがありましたら、水草などを飾るだけでも見た目が涼しげになりますので、お試し下さいね