温もりブログ
このブログを始めてから今 どんなものが作られたり、流行っているのかを本屋で手芸の本を見たり、スマホやパソコンでみる機会が増えました。
もちろん自分の実力の範疇で…
そのなかずっとなって気になっていたものが蛇腹カードケースなんです。
お店などで売られているのも見て 使いやすそう!でも作るのはどうだろう
望幸のスタッフの中で話してみても気になる!の声
清水の舞台から飛び降りる決意で今回 挑戦してみました!
写真をたくさん載せたいのでまずその1として蛇腹の説明を掲載いたします
そしてその2にカードケース本体の作り方の説明を掲載いたします
決して難しくはない 初心者レベルでもできる(私で作れたので)
ただ ややこしい⇨縫う順番を間違えない 間違えると出来上がりません
そして縫いにくい箇所がある(⇒でも私は待ち針を打ちまくりどうにか作れたので大丈夫)
紆余曲折???ありながら完成させました
自分が苦労した点を踏まえてご紹介したいと思います。
本体
材料 表布 31cm×19cm 1枚(布の先を2cmの高さで三角にカットしました⇒これはご自由に)
裏布 31cm×19cm 1枚 接着芯を貼る(布の先を2cmの高さで三角にカットしました⇒これはご自由に)接着芯を貼る
蛇腹カード入れ 布 30cm×16cm 5枚
ポケット 22cm×19cm
ファスナー 14cm(16cmでもいいです)
1.布をカットする
蛇腹カード入れに使う布は薄めの布がお勧めです。大きさを正確に切ってください
Point これがきれいに作ることができるための重要なポイントです。
今回 わかりやすいようにミシン糸を目立つ色で縫ってみました。
なので、ちょっと????はというような縫い目になっていますが、色の選択をきちっとすればごまかし切れると思います!
とはいえ、ちょっと縫い目がずれるのも御愛嬌 私はステッチだと言い切ります!
2.蛇腹カード入れの3つのパーツを作る
ここからの作業が単純ですが、ややこしい流れになりますので、部分部分に分けて説明します
◎蛇腹カード入れ AとBを作る
①布を中表に真ん中で折る(長い方を折る)
②両端を突き合わせて、真ん中でおります
③それを2枚作ります(ここからAとBと呼びます)
◎蛇腹カード入れ CとDを作る
①布を中表に真ん中を1cmあけて、折ります。
②それを2枚作ります(ここからCとDと呼びます)
◎蛇腹カード入れ Eを作る
①布を中表に真ん中を1.5cmあけて、折ります。(ここからEと呼びます)
◎A.B.C.D.E 5枚ともミシンで端から1cmの所を両側、縫います
縫い終わったら5枚共、表に返して角をキッチリ出して、アイロンで形を整えてください。
※サイズが3種類出来上がっていると思います。
2.蛇腹の形を作っていきます!
1.AとBの布を、付き合わせた方を中にして合わせます。
付き合わせのラインを横方向にします。
Point ここで中心や両端などをきちっとそろえておくときれいに作れます
まだ理解していないで作ってみたら、後々布がずれたり(見過ごせないくらい)したので、面倒でもここでのひと手間は大切だと思いました。
ここできちっとしておくと、後で縫いずらいところもさほどずれることなくできた気がします。
①真ん中で線を引き、待ち針で止めます(ずれないように待ち針で抑えて下さい)
⇒アイロンでおり線を付けて、目印にしてもOKです
②ミシンで縫います(蛇腹カード入れの基本の縫い方)
a.中心から端に向かってミシンで縫う
b.端まで縫ったら返し縫をし、180度回転させそこでまた返し縫をしたあと、反対の端に向かって縫います
c.真ん中を通り、端まで縫ったら、返し縫をし、180度回転させ、返し縫をし、中心まで縫い返し縫をし糸を切ります
返し以外は2本の縫い線ができます。
Point カードの出し入れが激しいので、2重に縫うようにします!また返し縫を繰り返します!
この縫い方が蛇腹カード入れの基本の縫い方になります
③縫った真ん中のラインを垂直に、真ん中で折ります
中の2枚がA 外側がBとなります
④外側のBを右側に折り、寄せます
(右側が中側A2枚、外側B2枚の計4枚、左側がAのみ2枚だけ)
⑤左側 Aの二枚を縫います
右側から4cmのところを縫います
縫い方は
a.輪の方から縫い始める
b.口のところまで行ったら返し縫いをする
c.180度回転させ、返し縫いをして、また輪の方まで縫う
d.輪まで縫い終わったら返し縫いをして、糸を切る
縫い方は同じですが、縫始めの位置が違うのでご注意ください
ずれないようにまち針を打ってください。
私は真ん中がずれないように、口元がずれないように、端がずれないように、まち針を指していきました。
反対側も同じようにAを縫ってください。
終わると真ん中に菱形が出来上がります
2.CとDの布を、付き合わせた方を中にして合わせます。
付き合わせのラインを横方向にします。
真ん中で線を引き、待ち針で止めます(ずれないように待ち針で抑えて下さい)
⇒アイロンでおり線を付けて、目印にしてもOKです
ミシンで真ん中を縫います
※ABの作り方参照→蛇腹の基本の縫い方です
①出来たものの上に1で作ったAとBを縫い合わせたパーツを重ねます。
②縫った真ん中のラインを垂直に、真ん中で折ります(内側からA,B,C,Dの順になります)
③一番外側のDを右側に折り、寄せます
内側のAを縫うのに困らないように折り込みます
(右側が中側A2枚、B2枚、C2枚、D4枚の計10枚、左側がA2枚、B2枚、C2枚、計6枚)
④この状態でBとCの布から4cmのところを縫い合わせます。
⇨まち針を打つ前に、4cmのところに印をつけておくといいです
ここからは基本の蛇腹の縫い方で縫います
縫ったところと縫うところが近いので近くとっても縫いにくいです
私はまち針を試したり、しつけをしてみたり、仮止めクリップを使ってみましたが慣れないうちはどうしてもずれてしまい、何度かやり直しました。
私にとって一番使いやすかったのでは まち針でした。
ずれたくないところにまち針を打って、そしてミシンの速度をゆっくりにすることで縫い切れました
a.中心から端に向かってミシンで縫う
b.端まで縫ったら返し縫をし、180度回転させそこでまた返し縫をしたあと、反対の端に向かって縫います
c.真ん中を通り、端まで縫ったら、返し縫をし、180度回転させ、返し縫をし、中心まで縫い返し縫をし糸を切ります
Point BとCでは寸法が違いますので、
まずセンターを合わせる
次にCの方を1mmくらい出して縫うと綺麗に縫うことができます。
反対側も同じように縫います
そうすると真ん中に菱形が3つ出来上がります。
カード入れの仕組みが少し見えてきました
3.本体の裏布とEを繋げます
(今回わかりやすいようにここでは裏布につけたもので紹介します→2回目でポーチにしていきます)
2布の中心を本体の裏布とEを合わせながら、付き合わせを下にして重ねます
①真ん中を縦方向に縫います(これも基本の蛇腹の縫い方で縫います)
a.中心から端に向かってミシンで縫う
b.端まで縫ったら返し縫をし、180度回転させそこでまた返し縫をしたあと、反対の端に向かって縫います
c.真ん中を通り、端まで縫ったら、返し縫をし、180度回転させ、返し縫をし、中心まで縫い返し縫をし糸を切ります
③今 縫い合わせたものに2で作ったABCDのパーツを重ねます
④本体裏布とBを裏側から左側に折ります(裏布が裏側で重なるように折ります)
⑤ABCのパーツも左側に折り寄せます(右側にはDとEの2枚が残ります)
⑥DとEを端から4cmのところで縫い合わせますこれも基本の蛇腹の縫い方で縫います)
上にも書きましたが私は真ん中がずれないように、口元がずれないように、端がずれないように、まち針を指していきました。
a.中心から端に向かってミシンで縫う
b.端まで縫ったら返し縫をし、180度回転させそこでまた返し縫をしたあと、反対の端に向かって縫います
c.真ん中を通り、端まで縫ったら、返し縫をし、180度回転させ、返し縫をし、中心まで縫い返し縫をし糸を切ります
反対側も同じく端から4cmのところで縫い合わせます
これで蛇腹の内側を縫う作業はおしまいです!
4.AとBを合わせて、両端を縫います
ここがこの蛇腹カードケースの最大の難関!縫いにくいところです
ここもマシンをゆっくりにして縫ってみてください。
基本の蛇腹の縫い方で縫います)
a.中心から端に向かってミシンで縫う
b.端まで縫ったら返し縫をし、180度回転させそこでまた返し縫をしたあと、反対の端に向かって縫います
c.真ん中を通り、端まで縫ったら、返し縫をし、180度回転させ、返し縫をし、中心まで縫い返し縫をし糸を切ります
反対側も同じように縫い合わせます
5.同じようにCとDの両端を基本の蛇腹の縫い方で縫います
6.同じようにEと裏布の両端を基本の蛇腹の縫い方で縫います
蛇腹部分が終わりました!
同じような写真が並んでしまいましたが、わかりやすいように写真を掲載してみました
蛇腹カードケースの基本の縫い方を必ずやってください
あと、縫い合わせるものを間違えないように!
ミシンのスピードをゆっくりすると案外 スムーズに縫うことができました
それでは次回は本体のカードケースの作り方に入ります