温もりブログ
1.まずはテープ選び
ショルダーに使うテープは、綿やアクリル、レザーやPPテープなどがありますので、色やテープの幅などを選びます。
テープの幅は、携帯ケースなどの軽いものには10mm~20mm位の幅が細いテープを使うことが多く、荷物を沢山入れるようなバッグに細い幅のテープを使うと、テープがバッグの重みで身体に食い込んでしまい痛みを感じてしまう場合がありますので、大きめなバッグには25mm~50mm位の幅広のテープを使う事が多いです。
今回私が使用するのは、
アクリルテープ
合皮テープ
こちらを使ってショルダー紐を作ってみようと思います。
ショルダー紐は、長さを調節する場合に既製品の紐が約130~150cm位使用しております。
私は長めに調節したいので、150cmで作ろうと思います。
使うテープが決まりましたら、
2.金具選び
ショルダー紐を作る時にまず最初に選んでいただくのは、
ショルダー紐の長さを調節出来るようにするのか、それともしないのか
です。
長さを調節する場合、
移動カンまたは一本線送りカンと言われる金具を使用します。
ハトメを使用してこのような
ベルト用バックルを使用した調節の仕方もありますが、移動カンを使用すると簡単に調節できるように加工出来ます。
望幸では、ニッケルとアンティックゴールドをご用意しております。
移動カンは、使うテープの幅に合ったものを選んで下さい。
移動カンを選びましたら、次にこちらの
ナスカンと呼ばれる、茄子の形状に似ていることからナスカンと呼ばれているこの金具を選びます。
長さを調節しないショルダー紐の場合、バッグに直接縫い付けてショルダー紐を固定する方法もありますが、今回作るのはショルダー紐が取り外しが出来るようにしたいので、ナスカンを使用して作ります。
ナスカンは、上部のフック部分と、下部のDカン部分で構成されております。
この2つのパーツが中央にある回転カンの仕組みでつながっています。
ナスカンの種類は、回転カンの上部フック部分の仕組みごとに大きく分類することができます。押し込み式やレバー式があります。
ナスカンのサイズは、回転カンの下部Dカン部分の内径で分類します。
このような構造のおかげで、フック部分と、Dカン部分とが個別に360度、自由に回転できるようになっています。
下部のDカン部分に紐を取り付けますので、移動カンと同じように、テープの幅に合ったものを選びます。
3.テープの切り口を加工します
アクリルテープやPPテープを使用する場合、金具を取り付ける前に、テープの切り口の両端を加工します。
[加工する]と聞くと難しく感じてしまいますが、使うのは
ライターもしくは、ボンドのみです。
切り口をそのままにしておくと、織ってある糸がほつれてきてしまいます。
アクリルテープやPPテープなど、化繊のテープの場合は、これ
(ライター)
ライターがあると、とても簡単に加工出来ます
切り口にライターで火をつけます
熱せられた部分が、溶けて硬く黒い球のようになりますので、テープの織ってある糸がほつれてこなくなります。
火を当てすぎると、焦げてしまい溶けた部分が黒くなりすぎてしまいますので注意してください。
今回は使用しませんが、PPテープの場合もライターで加工出来ますが、このテープの場合ライターの火を当てすぎると
テープが溶けていってしまいますので、こちらを使用する場合も火の当てすぎには注意してください。
綿や麻などのテープを加工する場合は、ライターの火を使用しても燃えるだけとなってしまいますので、
綿や麻などの天然繊維のテープには、ボンドで切り口がほつれてこないように加工して頂くと簡単です。
4.移動カン[一本線送りカン]を取り付けます
移動カンの中央にある棒部分に、テープの片方をテープが外れてしまわないように縫い止めて固定します
このテープが外れてしまうと、ショルダー紐の長さが調節出来なくなってしまうので、しっかり縫い止めて下さい。
合皮など厚いテープはこのように
カシメを使うのもオススメです
片方が固定出来たら、もう片方をまずナスカンのDカン部分に通します
ナスカンに通したテープを縫い止めてしまうと長さが調節出来なくなってしまうので、この通したテープは縫い止めたりせずこのままで。
次に移動カンに通すのですが、先ほど固定させたテープを跨ぐようにして通します
これで調節ができるようになります
5.ナスカンを取り付けます
移動カンに通し終えたテープを、ナスカンのDカン部分に縫い止めます。
6.完成です
使うテープの種類によって雰囲気がガラリと変わりますので、バッグの印象を変えたいときなどにも是非お試し下さい
ショルダーに使うテープは、綿やアクリル、レザーやPPテープなどがありますので、色やテープの幅などを選びます。
テープの幅は、携帯ケースなどの軽いものには10mm~20mm位の幅が細いテープを使うことが多く、荷物を沢山入れるようなバッグに細い幅のテープを使うと、テープがバッグの重みで身体に食い込んでしまい痛みを感じてしまう場合がありますので、大きめなバッグには25mm~50mm位の幅広のテープを使う事が多いです。
今回私が使用するのは、
アクリルテープ
合皮テープ
こちらを使ってショルダー紐を作ってみようと思います。
ショルダー紐は、長さを調節する場合に既製品の紐が約130~150cm位使用しております。
私は長めに調節したいので、150cmで作ろうと思います。
使うテープが決まりましたら、
2.金具選び
ショルダー紐を作る時にまず最初に選んでいただくのは、
ショルダー紐の長さを調節出来るようにするのか、それともしないのか
です。
長さを調節する場合、
移動カンまたは一本線送りカンと言われる金具を使用します。
ハトメを使用してこのような
ベルト用バックルを使用した調節の仕方もありますが、移動カンを使用すると簡単に調節できるように加工出来ます。
望幸では、ニッケルとアンティックゴールドをご用意しております。
移動カンは、使うテープの幅に合ったものを選んで下さい。
移動カンを選びましたら、次にこちらの
ナスカンと呼ばれる、茄子の形状に似ていることからナスカンと呼ばれているこの金具を選びます。
長さを調節しないショルダー紐の場合、バッグに直接縫い付けてショルダー紐を固定する方法もありますが、今回作るのはショルダー紐が取り外しが出来るようにしたいので、ナスカンを使用して作ります。
ナスカンは、上部のフック部分と、下部のDカン部分で構成されております。
この2つのパーツが中央にある回転カンの仕組みでつながっています。
ナスカンの種類は、回転カンの上部フック部分の仕組みごとに大きく分類することができます。押し込み式やレバー式があります。
ナスカンのサイズは、回転カンの下部Dカン部分の内径で分類します。
このような構造のおかげで、フック部分と、Dカン部分とが個別に360度、自由に回転できるようになっています。
下部のDカン部分に紐を取り付けますので、移動カンと同じように、テープの幅に合ったものを選びます。
3.テープの切り口を加工します
アクリルテープやPPテープを使用する場合、金具を取り付ける前に、テープの切り口の両端を加工します。
[加工する]と聞くと難しく感じてしまいますが、使うのは
ライターもしくは、ボンドのみです。
切り口をそのままにしておくと、織ってある糸がほつれてきてしまいます。
アクリルテープやPPテープなど、化繊のテープの場合は、これ
(ライター)
ライターがあると、とても簡単に加工出来ます
切り口にライターで火をつけます
熱せられた部分が、溶けて硬く黒い球のようになりますので、テープの織ってある糸がほつれてこなくなります。
火を当てすぎると、焦げてしまい溶けた部分が黒くなりすぎてしまいますので注意してください。
今回は使用しませんが、PPテープの場合もライターで加工出来ますが、このテープの場合ライターの火を当てすぎると
テープが溶けていってしまいますので、こちらを使用する場合も火の当てすぎには注意してください。
綿や麻などのテープを加工する場合は、ライターの火を使用しても燃えるだけとなってしまいますので、
綿や麻などの天然繊維のテープには、ボンドで切り口がほつれてこないように加工して頂くと簡単です。
4.移動カン[一本線送りカン]を取り付けます
移動カンの中央にある棒部分に、テープの片方をテープが外れてしまわないように縫い止めて固定します
このテープが外れてしまうと、ショルダー紐の長さが調節出来なくなってしまうので、しっかり縫い止めて下さい。
合皮など厚いテープはこのように
カシメを使うのもオススメです
片方が固定出来たら、もう片方をまずナスカンのDカン部分に通します
ナスカンに通したテープを縫い止めてしまうと長さが調節出来なくなってしまうので、この通したテープは縫い止めたりせずこのままで。
次に移動カンに通すのですが、先ほど固定させたテープを跨ぐようにして通します
これで調節ができるようになります
5.ナスカンを取り付けます
移動カンに通し終えたテープを、ナスカンのDカン部分に縫い止めます。
6.完成です
使うテープの種類によって雰囲気がガラリと変わりますので、バッグの印象を変えたいときなどにも是非お試し下さい