温もりブログ
コロナ禍の中、マスクを作るためにたくさんの方がミシンを購入されました。
でも、マスクも十分にそろったから次に何かを作りたい!
来年、入園(入学)する子供さんのために準備したい!
家の奥深くに使われず眠っているミシンで何かを作りたい!そんなお話をお客様からお聞きします。
ミシンって直線縫えればいい!でも、ミシンを使いまわし、きれいに縫いあげたいって思いませんか?
ミシンの達人への第一歩!一緒に歩んでいきましょう
ミシンの基礎や知識を増やして、達人までいかなくても一人前にいろいろなものに挑戦できるようになりたいです!
まずはよく聞く、ミシンって何!コンピューターミシンや電子ミシン、工業用ミシン、ロックミシンなどについて説明していきたいと思います。
1.ミシンって
どのミシンが使いやすいとか、お勧めできるほどミシンについての知識もありませんので、ちょっと前にミシン屋さんで立ち話をしたときのお話をします。
コンピューターミシン
刺繍をしたいとか、模様縫いをしたいなど本格的にいろいろな作品を作りたい方にはコンピューターミシンをお勧めするそうです。
コンピューターミシンはモーターや縫い目などをコンピュータが制御してくれるため、簡単に縫い目などを揃えてくれますし、ボタンやパネルを押すだけで操作することができます。
先日、姉のミシンが壊れました。約30年前のコンピューターミシンで基盤が壊れてしまったこと、廃盤になっていることから泣く泣く処分しました!なにをするにも補助をしてくれるイメージで、全ての機能を使いこなせていたわけではありませんが、本当に初心者の私を助けてくれたミシンでした。
電子ミシン
ですが、シンプルに幼稚園に必要なものなどを作成するときには電子ミシンで十分だそうです。
それでは電子ミシンとは?針を上下に動かすモーターをコンピュータで制御してくれるため、速度にパワーが影響されることもなく縫うことができるのが電子ミシンです。縫い終わりには針が必ず1番上で止まる機能を備えているのも特徴です。
縫い始めをゆっくりスタートしたとしても、ゆっくりの速度で縫ったとしてもパワーが落ちうことがないので、キルティングやデニムなどの厚い生地も縫ことができます。ジグザグ縫いができるのか、ボタンホールが縫うことができるのかは機種によって違うので確認した方がいいでしょう。
電動ミシン
電動モーターで直接駆動するシンプルなミシンです。
上の二つのミシンはと違い、縫う速度とパワーが比例し、ゆっくり動かすと弱いパワーでしか縫えないため、厚い生地を縫うのには適していません。
針が止まる位置がバラバラなので、布にう針が刺さったままの時もあり、うっかり引っ張ってしまい、針や布を傷つけたりすることもあります。
ミシン屋さんはこの温もりブログをご覧になってくれてくれていらっしゃるのか、ブログで紹介している作品たちなどは電子ミシンで作成できるものがほとんどだとおっしゃってくれました!
私が伺うミシン屋さんはいろいろなお話をしてくれるので、相談をしながら決めるのがいいかもしれませんね!
ロックミシン
ロックミシンって聞いてことありますか?
私は譲り受けたものを無知のまま使っております。
ぜひ、今度 ロックミシンマイスターのシリーズも作れたらなと思いますが・・・
そんなロックミシンはどんなことができるのか、ご紹介していきます。
ロックミシンはいわゆる縁かがり専用のミシンです。
布の端がほつれないようかがり縫いをしてくれます。
また、スエット、Tシャツなど伸縮性の高いニット生地を縫い合わせる機能や柔らかいガーゼなどを縫うには巻きロック機能など大変便利なミシンです。
かがることと縫い合わせを同時にやってくれるので、ニット生地など伸びる生地はロックミシンだけで作品を作れるものもあります。
また布をカットしながら縫ってくれるのもロックミシンの特性ですね
↑布をカットしながら縫い合わせをします
↑縫い目はこのように巻きかがりの状態です
↑この写真のように上がカットされたモノ、下が巻きとじされたものになります!
ただ、これが無知な私が使っているせいか、糸が一度切れたり、外れたりすると同じように糸を通しているはず(複雑怪奇なんです!これが)なのに、うまく縫えない、糸が切れるというような負のルーティンは続く始末で、やはりこれは皆さんとご一緒に勉強をしてもらう機会を作るしかないと決意を新たにいたしました。
ただ、言えることはうまく使えいこなさた時には本当に助かる優れものです。
今回はミシンについてお話ししました!次回は針とミシン糸の関係のお話をしたいと思います。