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静岡県富士宮市を中心に手作りの温もりを大切にする、布と学生服の店|望幸

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温もりブログ

直線ぬいでチャレンジ、バナナ柄のラミネート生地で作るマチ付きバッグマグネットホック付きで口も締まって安心!
2019年09月03日 バッグ  手作り  手作り小物  ミシン  簡単 
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9月に入ってもまだまだ暑い日が続きますね。今年の夏休みは、みなさんどうお過ごしでしたか?
 望幸では、綿、麻、などの生地とは別に、ラミネートの生地も取り扱っています。110cm巾×50cmのカットのものですので、使いやすいサイズになっています。
 
 今回はこのバナナ柄のラミネート生地を使ってバッグを作ってみたいと思います。

材料
 ラミネート生地110㎝巾×50cm...1巻
 DARINワックスコード(No127-1)3mm...2.4m+90cm
 ループエンド(N813)13mm...2個
 マグネット釦(No3000)...1個
 豆ナスカン(M299)...1個
  
 釦付糸
 ミシン糸
 紐通し
 仮止めクリップ
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 まずバッグの大きさを決めます。今回は、肩からかけて邪魔にならないサイズにしたかったので縦横30cmくらいの正方形をイメージをして作っていきます。
 縫いしろ込みで、縦35cm×横30cmの大きさに生地をカットします。
 この時自分の好きな柄や、ポイントになる部分が、しっかり出るように位置を確認してから切ってください。
 縫いしろは左右が5mmづつ、上下を1cmづつとって、そこから上部分はきんちゃく状態にしたいので4cmとって折っておきます。ラミネートの生地は他の生地と違ってアイロンをしっかりあてられないのでもし当てる場合は、低い温度であてるか、当て布をしてアイロンを強く押しあてないように気を付けてください。
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 次はミシンで縫っていきます。すべて直線で縫うだけなので簡単です。底辺を縫って脇へと縫い進めていくと楽だと思いますが、脇はすべて縫ってしまうのではなく、紐を通す部分を下の写真のように1.5cmを縫わずにあけておいてください。
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 脇が縫えたので、バッグの口部分を縫います。先ほど1cmの縫いしろ部分とそこから4cmのところを折ったと思いますが、そのまま待ち針でとめて、1cmの縫いしろを折りこんだなるべく際を縫っていきます。脇の縫いしろは片方へ寄せても良いですし、両方にわけてもどちらでも良いと思います。

 今回私は待ち針を使いましたが、どうしても針を使うと生地に穴が開いてしまいます。その為クリップタイプの待ち針を使うと、生地に穴をあけずにすむのでそちらを使っても良いと思います。(ラミネートの生地はビニールを生地に貼り付けてある生地になるので生地の目が動かない為穴が目立つことがあります。)
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 普通のきんちゃくであれば、わざわざ紐通しを縫う必要はありませんが、今回はバッグの口にギャザーを寄せたかった為、紐通し部分を別に縫うことにしました。
4cm折りこんだ部分の内1.5cm先ほど縫わずに開けてある部分があると思います。そこが紐通し口になりますので、1.5cm巾でぐるりと1周縫ってください。
 生地の面からチャコをするのは大変だと思いますが、ミシンについているゲージを利用すると簡単に縫い線を書かずに縫えると思います。

 ここまで縫えたら紐を通してみてください。紐通しを使うと通しやすいと思います。今回は生地が堅めなので金属の紐通しが使いやすいです。紐は90cm有るとサイドでしばっても十分の長さがあるので良いと思います。
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 そのままでも良いですが、生地がしっかりしていてバッグの口がしまりきらなかったので。口が開きっぱなしにならないようにマジック釦をつけてみました。バッグの口の中央になるように気を付けてください。付け方は、2019年6月30日にUPされているスナップボタンの付け方を参考にしてもらうと良いと思います。釦付け糸で縫うとしっかりつきます。
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 次にまちを作っていきます。三角まちが一番簡単な方法だと思いますが、中側へ入れずに、三角部分を外側へ出して、ポイントにしてみました。しっかりした生地なので、中でとめるよりも外へ出したほうが丸くてかわいい形に仕上がると思います。
 脇の縫い線の底の方から6cmのところで、底の頂点が縫い線上にくるように折り曲げます。頂点の部分を裏から2、3回縫って止めます。反対のサイドには脇の縫い線はありませんが、同様に縫います。これで12cmのまちの出来上がりです。とても簡単にできますので、ほかのバッグなど作ったときにもやってみてください。
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 最後に肩紐をつけていきます。肩からかけるのに、紐の長さは70cm程度必要だとおもいますので、出来上がりのイメージは70cm+縫い代10cmで作ります。
 まず、1.2mの紐を2本用意してくだい。2本合わせて中央あたりから編んでいきます。7、8cm編めたら逆方向へも7、8cm編んでください。編んだ部分は肩にかけた時にクッションにもなるので、食い込みも弱くなります。編んでいくと、紐の長さがどうしてもずれていくので切りそろえて5cm程の縫いしろをとってバッグ本体へ縫い付けてください。これで完成です。
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お好みでループエンドとバナナねこのチャームをつけてもかわいいですよ。

タグ: 富士宮  富士  生地  巾着  きんちゃく  バッグ