温もりブログ
洋裁や和裁はもちろん、小物作りなどハンドメイドソーイングに欠かせないのが裁ち鋏です。
ロックミシンなど縫いながら生地が切れるミシンもありますが、型紙を生地に写してハサミで生地を裁断している方が多いと思います。
ハサミで生地を裁断している時に、刃先で生地が切りにくいと感じることもあると思います。裁ち鋏は刃先も大事ですが、
実はハサミの命は
「刃の裏」
ということをご存知ですか?
裁ち鋏は左右の刃の裏側の角を擦り合わせることで物を切っています。
刃の裏は、角が当たるようにほんのわずかですが中央を凹ませています。
店頭に並んでいるハサミは、ほとんどのメーカーがハサミにサビを防止する役目として油でコーティングしているのですが、油分は短い時間ならば「サビを防止」してくれます。ですが、その状態で長期保存していると油分が酸化してしまい「サビの原因」となってしまうことがありますので、買って直ぐに使わない場合はハサミについた油分を拭き取ってから保存して頂くとサビが出にくくなると思います。
また、サビが出てしまう原因に
「素手でハサミを触る」ということがあります。
触った部分に手に付いている油分や塩分が付着してサビが出てしまうということもあるそうです。
塩分が空気中の水分を集める性質があるために、ハサミに水が付着してしまい酸化を促進してしまうことがあります。
その様なことが原因でハサミにサビが出てしまい、刃裏を紙ヤスリや砥石で擦ってしまうと刃裏のわずかに凹ませている中央の刃の合わせが悪くなり、切りにくくなってしまったりする原因となってしまいますので、刃裏を研削をする際には研屋へ出しますと長く使って頂けるのですが、実は軽いサビ程度なら身近なもので簡単に擦り落とすことが出来るんです!
何だと思いますか?
わたしも望幸のハサミの手入れに使ってみたのですが、
軽いサビ程度なら、《ハンドクリーム》です!
ハンドクリームには油分が多く含まれているので粘り気が強くなっている為、物を付着する力が強いんです。
ハンドクリームをサビ部分に付けて布で擦り落とすだけ。
それだけです。
望幸の使っているハサミに少しサビが出ているものがありましたので、
ハンドクリームを塗って
擦り落としてみました。
ティッシュで擦り落とすだけだと心配、、、、という方がいらっしゃいましたら、ブラシ部分がステンレスになっているものがホームセンターにありますので、そのブラシでハンドクリームを塗った部分を擦り落とすのも良いかもしれません。
ちなみに、わたしもステンレスのブラシを使う事があるのですが、使っているのはこんなブラシです。
サビをハンドクリームで擦り落とした後は綺麗に布やティッシュなどで拭き取って下さいね。
よく使うハサミなら、拭き取った後にミシン油やシザーオイルで拭いておくと《サビ防止》になりますので、簡単お手入れの参考にして頂けたらと思います。せっかくお手入れして綺麗になりましたので、ハサミの手入れをしたら
《素手でハサミを触らない》ように気を付けて下さいね。
ハサミが使いにくいといえば、
ハサミで布を切るとき、「ぎゅっ」と手を握るようにしてハサミを握って切りますよね?
この「ぎゅっ!」とした時の加減は人によって異ります。
手の大きさはもちろんですが、それぞれにクセがありますし、力の入れ方も人により違います。
望幸ではこんなにハサミがありますが、従業員それぞれで使いやすいハサミが異なりますので、自分の使いやすいハサミが直ぐに分かるように生地を変えて巻いています。
生地を巻いておくと、ハサミを握って切る際に、手が痛くなりにくいのでオススメです。
ハサミは使用しているうちにその持ち主の「力の入れ方」に徐々になじんできて「刃の合わせ」が最適化してくるそうです。
しかし、持ち主以外の人が頻繁にそのハサミを使用すると、力の加減が変わり、刃の噛み合わせが悪くなって切れなくなってしまうそうです。
なので、例えばお母さんが使っていたハサミを研屋に出した後に娘さんが使おうとした時、「研いでもらったばかりなのに切りにくい」
と感じたりすることがあったら、そのせいかもしれません。
単に「ハサミが切りにくい」という事にも理由があるかもしれませんが、使っている時に落としてしまって刃こぼれしてしまったり、ネジの調子が悪くなり使いにくくなってしまう事もあると思います。
生地を切っている時に使いにくいと、作業が進みにくくなったり、生地を余計にキズつけてしまうこともあります。そんな時には研屋へ出すのがオススメですが、自分で研いでしまったりしたハサミは刃裏の僅かな凹みがなくなってしまっていたりしていると研屋でも難しい場合があるそうです。
そうなりますと新しいハサミを検討しなくてはなりません。しかし、どんなハサミが良いのか悩みますよね?
望幸ではクロバーの裁ち鋏を扱っていますので、いくつかご紹介させて頂きます。
布を切るときにハサミがブレにくいハサミをお探しならこちら。
布切りはさみ New Classic Shears です。
刃の表面をビーズブラスト加工という、ガラスビーズなどの細かい微粒子を空気と混合させ製品にあてる処理を施すことにより、光沢を押さえた上品な仕上がりと表面にキズが入った時など目立ちにくくしています。
高硬度焼入れを施しているので、サビにくく、切れ味が長持ちします。
刃の重さとハンドル部の重さのバランスを考慮し、すべて金属製にすることによって、しっくり手に馴染む重さに仕上げています。
店頭でも布切りハサミとして仕様していますが、生地に刃を沿わせて真っ直ぐ切りたい時にハサミがブレにくいのでとっても重宝しています。
軽いハサミをお探しならこちらの
クロバー「ブラック 」シリーズのハサミがオススメです。
柄にガラス繊維強力樹脂という家庭用品からスポーツまで広く活用されている特殊樹脂製なので、軽いということはもちろんですが、手にフィットしやすくなっているので、握りやすいです。
プロ仕様のハサミの刃部はステンレス製なのでサビにくい仕様になっており、もう片方は刃物鋼を仕様しているので、プロ仕様のハサミと比べると少し重たくなります。
刃先が少しだけ丸くなっているので、刃先で生地を傷つけません。
小物作りに最適なのはこちら。
携帯しやすいサイズと軽さなのに、刃先がシャープになっているのに刃が20cmありますので、薄い生地から厚い生地まで使えますし、小回りがきくハサミです。パッチワーク・キルト用のハサミなので力の入れやすい形です。ステンレス鋼なので丈夫なので布地の種類や厚さを気にせずお使い頂けます。
ほかにも裁ち鋏を取り扱っておりますので、ハサミにお悩みでしたら試し切りも出来ますので、ご来店の際にお声かけいただければと思います。
ロックミシンなど縫いながら生地が切れるミシンもありますが、型紙を生地に写してハサミで生地を裁断している方が多いと思います。
ハサミで生地を裁断している時に、刃先で生地が切りにくいと感じることもあると思います。裁ち鋏は刃先も大事ですが、
実はハサミの命は
「刃の裏」
ということをご存知ですか?
裁ち鋏は左右の刃の裏側の角を擦り合わせることで物を切っています。
刃の裏は、角が当たるようにほんのわずかですが中央を凹ませています。
店頭に並んでいるハサミは、ほとんどのメーカーがハサミにサビを防止する役目として油でコーティングしているのですが、油分は短い時間ならば「サビを防止」してくれます。ですが、その状態で長期保存していると油分が酸化してしまい「サビの原因」となってしまうことがありますので、買って直ぐに使わない場合はハサミについた油分を拭き取ってから保存して頂くとサビが出にくくなると思います。
また、サビが出てしまう原因に
「素手でハサミを触る」ということがあります。
触った部分に手に付いている油分や塩分が付着してサビが出てしまうということもあるそうです。
塩分が空気中の水分を集める性質があるために、ハサミに水が付着してしまい酸化を促進してしまうことがあります。
その様なことが原因でハサミにサビが出てしまい、刃裏を紙ヤスリや砥石で擦ってしまうと刃裏のわずかに凹ませている中央の刃の合わせが悪くなり、切りにくくなってしまったりする原因となってしまいますので、刃裏を研削をする際には研屋へ出しますと長く使って頂けるのですが、実は軽いサビ程度なら身近なもので簡単に擦り落とすことが出来るんです!
何だと思いますか?
わたしも望幸のハサミの手入れに使ってみたのですが、
軽いサビ程度なら、《ハンドクリーム》です!
ハンドクリームには油分が多く含まれているので粘り気が強くなっている為、物を付着する力が強いんです。
ハンドクリームをサビ部分に付けて布で擦り落とすだけ。
それだけです。
望幸の使っているハサミに少しサビが出ているものがありましたので、
ハンドクリームを塗って
擦り落としてみました。
ティッシュで擦り落とすだけだと心配、、、、という方がいらっしゃいましたら、ブラシ部分がステンレスになっているものがホームセンターにありますので、そのブラシでハンドクリームを塗った部分を擦り落とすのも良いかもしれません。
ちなみに、わたしもステンレスのブラシを使う事があるのですが、使っているのはこんなブラシです。
サビをハンドクリームで擦り落とした後は綺麗に布やティッシュなどで拭き取って下さいね。
よく使うハサミなら、拭き取った後にミシン油やシザーオイルで拭いておくと《サビ防止》になりますので、簡単お手入れの参考にして頂けたらと思います。せっかくお手入れして綺麗になりましたので、ハサミの手入れをしたら
《素手でハサミを触らない》ように気を付けて下さいね。
ハサミが使いにくいといえば、
ハサミで布を切るとき、「ぎゅっ」と手を握るようにしてハサミを握って切りますよね?
この「ぎゅっ!」とした時の加減は人によって異ります。
手の大きさはもちろんですが、それぞれにクセがありますし、力の入れ方も人により違います。
望幸ではこんなにハサミがありますが、従業員それぞれで使いやすいハサミが異なりますので、自分の使いやすいハサミが直ぐに分かるように生地を変えて巻いています。
生地を巻いておくと、ハサミを握って切る際に、手が痛くなりにくいのでオススメです。
ハサミは使用しているうちにその持ち主の「力の入れ方」に徐々になじんできて「刃の合わせ」が最適化してくるそうです。
しかし、持ち主以外の人が頻繁にそのハサミを使用すると、力の加減が変わり、刃の噛み合わせが悪くなって切れなくなってしまうそうです。
なので、例えばお母さんが使っていたハサミを研屋に出した後に娘さんが使おうとした時、「研いでもらったばかりなのに切りにくい」
と感じたりすることがあったら、そのせいかもしれません。
単に「ハサミが切りにくい」という事にも理由があるかもしれませんが、使っている時に落としてしまって刃こぼれしてしまったり、ネジの調子が悪くなり使いにくくなってしまう事もあると思います。
生地を切っている時に使いにくいと、作業が進みにくくなったり、生地を余計にキズつけてしまうこともあります。そんな時には研屋へ出すのがオススメですが、自分で研いでしまったりしたハサミは刃裏の僅かな凹みがなくなってしまっていたりしていると研屋でも難しい場合があるそうです。
そうなりますと新しいハサミを検討しなくてはなりません。しかし、どんなハサミが良いのか悩みますよね?
望幸ではクロバーの裁ち鋏を扱っていますので、いくつかご紹介させて頂きます。
布を切るときにハサミがブレにくいハサミをお探しならこちら。
布切りはさみ New Classic Shears です。
刃の表面をビーズブラスト加工という、ガラスビーズなどの細かい微粒子を空気と混合させ製品にあてる処理を施すことにより、光沢を押さえた上品な仕上がりと表面にキズが入った時など目立ちにくくしています。
高硬度焼入れを施しているので、サビにくく、切れ味が長持ちします。
刃の重さとハンドル部の重さのバランスを考慮し、すべて金属製にすることによって、しっくり手に馴染む重さに仕上げています。
店頭でも布切りハサミとして仕様していますが、生地に刃を沿わせて真っ直ぐ切りたい時にハサミがブレにくいのでとっても重宝しています。
軽いハサミをお探しならこちらの
クロバー「ブラック 」シリーズのハサミがオススメです。
柄にガラス繊維強力樹脂という家庭用品からスポーツまで広く活用されている特殊樹脂製なので、軽いということはもちろんですが、手にフィットしやすくなっているので、握りやすいです。
プロ仕様のハサミの刃部はステンレス製なのでサビにくい仕様になっており、もう片方は刃物鋼を仕様しているので、プロ仕様のハサミと比べると少し重たくなります。
刃先が少しだけ丸くなっているので、刃先で生地を傷つけません。
小物作りに最適なのはこちら。
携帯しやすいサイズと軽さなのに、刃先がシャープになっているのに刃が20cmありますので、薄い生地から厚い生地まで使えますし、小回りがきくハサミです。パッチワーク・キルト用のハサミなので力の入れやすい形です。ステンレス鋼なので丈夫なので布地の種類や厚さを気にせずお使い頂けます。
ほかにも裁ち鋏を取り扱っておりますので、ハサミにお悩みでしたら試し切りも出来ますので、ご来店の際にお声かけいただければと思います。