静岡県富士宮市を中心に手作りの温もりを大切にする、布と学生服の店｜望幸

お食事会のお誘いに、せっかくだから着物で行こうかしら！
なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか？
お座敷でのお食事会の時に履き物を脱ぐと、どの草履が自分のものなのか直ぐに分からなかったりすることがあると思います。
そんな時の役立つ、簡単に作れるアイテムをご紹介させて頂きます。

今回ご紹介させて頂くのは、こちらの鼻緒留めです。



両足の鼻緒を留めておくだけなのですが、紐だけではなく、飾りを付けるとワンポイントにもなって目印としてもオススメです。

準備していただきたいのは、


・平紐 17cm 紐の幅は12mm～30mmのものが
使いやすいと思います。
・コサージュ台
・ボンド
・ちりめん紐 太さ3mm 2cmX8本
5cmX12本
・フラワーペップ 15本
・ワイヤー #28～30(柔らかいもの) ５cm

その他糸や針などお持ちのものをご用意下さい。


最初に、鼻緒を留める紐を作ります。

今回用意したのは望幸で取り扱っています真田紐を使用しております。



１．まず、17cmの平紐の片側で1.5cmのループを作ります。



その際に縫い止めても良いですし、裁ほう上手などの接着剤を使用しても簡単に出来ると思います。

もう片側は、紐の先がほつれないようにしたいので簡単にまつって頂くか、切り口にボンドを塗って乾かします。
ボンドを塗って端を固めると三折をしないでそのまま使って頂けます。

これだけで鼻緒を留める紐の部分が完成です。


２．ちりめん紐で花を作ります。

カットしたちりめん紐をＵの字に縫い止めます。



それを、2cmのものと、5cmのものをそれぞれ花の形に縫い、整えます。




ボンドで接着するだけだと剥がれてしまう心配がありますので、糸で固定します。


３．ペップで花芯を作ります

ペップを半分に折り、頭の根元から大体1.5cmくらいの所に印をつけてワイヤーで固定します。
固定したワイヤーの部分から頭の方へボンドを付けます。



乾いたら花の中心にペップを入れ込みます。



入れ込んだあと、裏から余分な部分を切ります。ワイヤーの辺りで切ると丁度良い長さになると思います。
ペップを切り揃えましたら、ボンドで固定して下さい。

4．完成した飾りのモチーフをコサージュ台に付けます。

飾りを付けるコサージュ台の皿の部分は金具になりますので、金属にも使えるボンドを使用して下さい。



５．ループにコサージュのクリップを通して出来上がりです。

クルっと鼻緒に紐を巻いて、紐の端をクリップで挟むだけです









飾りだと派手かもしれない。そんな時にはクリップに大きめなボタンを付けるだけでもポイントになりますよ。



紐から外して、ブローチ台を脱いだブーツの目印として使って頂いたり、帯飾りや髪飾り、バッグのアクセントとしても使えます。

色んなシーンで色々試してみて下さいね。