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静岡県富士宮市を中心に手作りの温もりを大切にする、布と学生服の店|望幸

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温もりブログ

夏に!おうち時間にぜひ タイダイ染めに挑戦てみませんか?Tie(縛る)してDye(染める)する!しばり方や染め方でいろいろな味がでます 簡単 そして個性際立ちます 実施編
2020年08月20日 手作り  手芸  手作り小物    簡単 

暑い日が続きますね。毎日 最高気温の更新のニュースが流れます。皆様 いかがお過ごしですか?
今年 望幸があるマイロード本町で行われる夏のそして8月のイベント七夕まつりを始め、御神火祭、宮踊りがコロナの影響で中止となりました。

私の密かな野望で、そのお祭り期間 望幸で販売しているみやこ染さんの「コールダイオール」を使って、スタッフのTシャツをタイダイ染めで染めて、着ようと思っていました。

今 Tシャツのリメイクなどいろいろな方がYoutubeなどでも紹介しているタイダイ染め。
ググっても出てくるのはTie(縛る)してDye(染める)する!その名の通り!簡単で楽しいと書いてある。
どんな感じにできるのか、本当に難しいのか、簡単なのか、すごく興味がありました。
皆さんの中にも興味があるけど…って方がたくさんいらっしゃると思います。

実は望幸のスタッフの中には染色科を卒業した人もいて、ど素人の私はアドバイスを聞きながら作成してみました。

また、大胆な色使いはやはりJKならぬ女の子にやらせた方が面白いかと思い、私の娘とそのお友達を助っ人に!。

その中で色使いやしばり方、そしてアイスダイなどちょっと変えると全然違うイメージになります。
私の夏の推し 第2段 タイダイ染めに挑戦!

女性スタッフでしばり方から、染めまでチャレンジ!また個性が出たTシャツとなりました!その写真もあとでご紹介していきますね! 

一言 思ったより簡単!そして面白い はまります

ぜひお子様とチャレンジしてみてください。

 

材料

 

今回 使用してみやこ染「コールダイオール」

t001.jpg 今回はこの6色を使って染めました!

ディープレッド

グリーン

ブルー

ゴールド

スカイブルー

エメラルドグリーン

 

綿100%のTシャツ

 

あると便利なもの

私は全て100均で準備しました

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ドレッシングボトル(洗剤の空きボトルでもOK)
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タイダイ染めには欠かせないもの!

染料を入れて、溶かし、染めるときに使います。

使いたい色の分だけ用意します。

よく使いたい色などはマヨネーズボトルを使用してもいいかもしれません。

 

 

網(ワイヤーネット)と桶

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染めるときにワイヤーネットの上で、染料をかけます。

ワイヤーネットの上に置くと、余分な染料が下に落ちて、他の色に染まることを防ぐ事ができます。

 

使い捨てのビニール手袋

 

色とめに使います

 

バケツ

  

絞り柄を作るときに使うもの

 

輪ゴムとビニール紐

 

ここでよくたこ紐や焼き豚の紐を使う方もいらっしゃいますが、染料が紐に入ってしまい、紐の柄に染まってしまう場合があるので、ビニールテープで絞った方がいいとのアドバイスをもらいました

 

ビー玉

 

 

1.Tシャツを絞る

 

新品のTシャツを使う場合には、ノリなどがついている場合があるので必ず一度 洗濯をしてください!

絞るときにも私は、少し濡れていた方が絞りやすかったです。(人それぞれとはいいますが。。。)

 

タイダイ染めにはいろいろな絞り方があり、紹介されています。

その中で今回は4つの絞り方に挑戦しました。

ここで私が思った事!手が小さいことと考えすぎたためか、やたら細かく何もかもをやってしまいました!
でもその横でこんな感じでいいでしょ!と大胆(私は雑だと思う)に全てをやり通す娘の方が、柄がうまく出たりしていました。
なので考えすぎず、できたときの感動を胸に、楽しんでやってくださいね

マーブル染め

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①Tシャツの中心から、細かくシワを寄せる
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②Tシャツ全体にシワを寄せる!丸く円になるようにまとめます

t006.jpg ③ゴムを留める(形が崩れないようにきつめに留める)

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2.サークル模様

 
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これぞタイダイ染めという絞り方だと思います!

これは指先でやるといろいろなとことで書いてありましたが、何せ私の手は小さい

何度やってもうまくいかず、たどり着いたのが、棒を使う!

これでした

 

①Tシャツのどこにサークルを作るのか考え、中心位置を決めます。(この位置でも全然イメージが変わりますよ)

そこからサークルを作っていきますt008.jpg

ちなみに指でやる時はこんな感じです!

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②くるくる回しながら円を作ります。

そのときにひだを直していく事が大切です。 t010.jpg

 

③形を整えたら棒を抜きます t011.jpg

 

④ゴムで固定します

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縦・横・斜め 4本留めます

形が崩れないようにきつく留めます

3.グラデーション模様!

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染料のかけかたによって柄の出方が違います

  

①Tシャツを広げ、裾に紐を置き、巻いていきます。

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 t014.jpg

 ②一本になるまで巻きます

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③端と端の紐を持ち、丸を作ります

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④ぎゅっと紐を引きます。(このシワが模様になります)

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⑤固くしばります

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4.ジャバラ模様

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今回は半円を描き、半円のジャバラ模様を作りました。

 

①Tシャツに半円を描きます。

濡れた生地にかくにはこのチャコペンがおすすめです t019.jpg

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②線にそってジャバラをおります

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③このひだを潰さないように紐でしばります

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今回グラデーションをつけたいので、ひだを整えながら数個 しばりました

 

2.染料を作る

 

染料を溶かすの量の目安

コールダイオールは元々漬けて染めるタイプの染め粉ですので、自分でイメージを膨らませて、染料を作っていきました。

染料1gを100mlの30度のお湯で溶かすのがオススメです。

 

濃く染めたい場合には、染料を多目に、薄くしたい場合は少な目に!

ただし、飽和濃度が決まっているためあまり濃くするとダマになってしまうので注意してください。

 

どのくらいがいいのか初めわからなかったので、一度Tシャツにかけてみて確認を繰り返しましたが、結局 染め終わり、洗って、紐を解いた瞬間に、染めたTシャツ全てがイマージ通りのお気に入りになるので、たくさんたくさん作ってこんな感じになるんだ!の気持ちを共有したいです!

 

①染料をボトルに入れます
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②お湯を入れて、よくかき混ぜます

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③濃さを調整します t026.jpg

※染料を混ぜて、他の色を作ることもできます。

今回、黄色に赤を混ぜてオレンジを作りました。

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3.染め

濃くタイダイ染めっぽくしたいバージョンと夏を感じさせるような滲んだバージョンとアイスダイと3種類 染めの前の手順を変えてやってみました。

 

お好きな染めかたをチャレンジして下さい!

 

これはすべての染めかたに言える事ですが

染料液をかける量でTシャツの元の色の出方が変わってきます。たっぷりかければかけるほどTシャツの元の色が少なくなり、控えめにするとTシャツの元の色の部分が多くなります!

 

 

滲んだバージョン!


これはTシャツ全体にもうっすらと染まります。

染める前にバケツの中に水をはりその中にTシャツを入れます。

乾いていると染料が入りずらかったので、濡らした方がよかったです。

水を絞る量は、染料の入りかたや、滲みかたが変わってきますので、お好みの量を見つけてみてください!

 

 

桶の上にワイヤーネットを置きます。

その上に、Tシャツを置き、染料をかけます

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表・裏に染料をかけます

染料がポタポタと落ち切るのを待ってください!大体 20〜30分で染まります。どのくらいおくのかも生地にどのくらい染めたいのかによって変わってきますので、色々と試してみてください。

 

できてからのお楽しみ!自分のセンスでぜひ染めてください

  

今回アイスダイにも挑戦しました。

アイスダイで染めるといい感じのボケ感が出てすごくいいです。

お好みでチャレンジして下さい

今回 大きめの氷と小さめの氷を置いてみましたファ、小さめの方が使いやすい感じがしました。

 

①Tシャツの上に氷を置きます

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②その上から染料をかけます。

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アイスダイは面からだけで大丈夫ですので、染料は少し多めにかけておくといいと思います

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氷が溶けるのを待つのもよし!ポタポタと染料が落ち切るのを待って、洗います。



ジャバラ模様はこのように染料をかけてみました

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部分部分をアイスダイをしました!

The タイダイ染め

 

Tシャツの地の色に染め移りがしないようにやっていきます。

 

①軽く濡らしたTシャツを自分が出したい柄に縛ります

 

②縛ったTシャツを浸るくらいの塩水(海水と同じくらいの塩分濃度で)に30分くらい浸しておきます

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③軽く絞り、桶の上においたネットの上にTシャツをおきます

 

④染料をかけます。(アイスダイ以外は裏表にかけます)

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⑤染料が染みるように、12時間から1日 ネットの上に置いたまま、乾かないように保存します!

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洗う手順が変わるのでここで紹介します

 

⑥縛ったまま、お水をかけ流します。(ここで紐やゴムを外すと、Tシャツの元の部分に染まってしまうので我慢します
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⑦水がきれいになってきたら、バケツに水をはり、その中で洗いながら、紐を外します。

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⑧Tシャツが浸るくらいの水の中に色止め材「カミール」を入れて、15分おき、色どめをします

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かけ干しをしてアイロンをかけたら完成です

 

 

4.洗う!

 

 

①バケツに海の塩分濃度くらいの塩水を作ります。

できたTシャツを塩水に潜らせ、染めどめをします

このバケツの中でゴムとか紐を切ります

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②水を流しながら洗います。

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③台所洗剤でぬる湯であります

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④水で洗剤の泡が落ち切るまですすぎます

Tシャツが浸るくらいの水の中に色止め材「カミール」を入れて、15分おき、色どめをします
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⑥かけ干しをしてアイロンをかけたら完成です


どうですか?

私は初めタイダイ染めをブログで紹介しようと考えたときに色々と調べすぎてきちっとやらなければうまくできないと思って、スコグ細かく、何度も何度もやり直して縛ろうとしていました。

その横で大丈夫大丈夫と言いながら大胆不敵に縛りつける娘…それがいい味となっているのもありました。

染料のかけかたもそうでした。

やりたいようにやってそれで出来上がりを楽しむ 本当に楽しかったです。
その中で今回 染色を濃く出すわけでなく、優しい感じに仕上げたかったので、このような工程で進めてみました。

染料はこのTシャツ以外にもあと10枚以上、また市販のマスクを染めましたが、染め粉はまだ各色半分以上残っています。

また冬に向けてトレーナーでも染めてみたいと思います。

 
出来上がりの作品は出来上がり作品編にまとめました!
何枚か店頭にも飾らせていただきます!

ぜひご覧ください。