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静岡県富士宮市を中心に手作りの温もりを大切にする、布と学生服の店|望幸

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温もりブログ

マーガレットストール『今年の夏は車を運転するのに邪魔にならない形』を目指しました
2021年06月10日 洋服  手作り  ミシン    簡単 
 DSC_4276.JPG
 今年は梅雨に入って思った以上に雨が降りませんね。去年は雨ばかり降って家のカビ取りに追われましたが、今年はまだ気になるところがないのでなんだか拍子抜けしています。
 雨が降らない代わりに、車を運転するのに半袖だと日焼けが気になる毎日です。車内が涼しくても、腕だけじりじりして日焼けを実感するなんてことはありませんか?
 以前、ダブルガーゼで作るマーガレットの作り方を紹介しましたが、今年は少し形を変えたバージョンを作ってみました。
 首筋から手の甲までを覆う形で、車に乗った時に座面に挟まったりしないので便利な形です。まっすぐ縫うだけで形になるのでとても簡単です。

材料
リップル...1.6~1.7m
平ゴム...4コール
ミシン糸60番手...水色
DSC_4274.JPG
 今回はリップル生地を使いました。夏の生地で薄手で、はりと凹凸のある生地なので汗をかいてべたついた肌にも貼り付かずにさらっと使えます。
 また、しわになりにくいのでお洗濯も簡単で日常使いに便利です。


 まず、生地を寸法に裁断します。
 縦160cmx横55cmに切り、160cmの両側からそれぞれ7cmの所にチャコで印をしてください。そこから1cmの所にもう一本印をつけます。
DSC_4277.JPG
DSC_4228.JPG
 今回は手首にゴムを入れますが一本目の印に沿って表から見て谷折りになるようにアイロンしてください。
 次にもう一本の印にそって山折りにアイロンをかけます。動かないように、待ち針で留めておきます。
DSC_4229.JPG

 マーガレットの袖部分を作っていきます。生地を半分に折り、端を重ねあわせ縫い代1.5cm程度で袖口から40cm縫います。両袖分縫ってください。
 この時先ほど待ち針で留めたゴム通しになる部分は縫わないでおきます。
DSC_4232.JPG
 縫い代を割ってアイロンをかけたら間の縫っていない部分を5mm、1cmで三つ折りにし開きどまり部分は写真の様に斜めに折って処理をしてミシンで縫ってください。
DSC_4231.JPG 
DSC_4234.JPG 
 縫えたらあきどまりの位置を何度か返し縫をするとしっかりすると思います。これでマーガレットの袖部分が出来上がります。

 次にゴム通しを縫っていきます。
 先ほどゴム通しになるところは縫わないでおくと説明しましたが、待ち針を外して広げると写真の様な状態です。
DSC_4236.JPG
 縫い代を割りアイロンをかけ、割った縫い代ごともう一度折り、待ち針でとめます。
DSC_4236.JPG
DSC_4237.JPG
 表、裏それぞれ折った端なるべくギリギリを縫います。
DSC_4238.JPG
 2本縫えたらゴム通しが出来上がりました。
DSC_4239.JPG
 袖口は5mm、1cmで三つ折りにして縫って、ゴムを通すとマーガレットの完成です。
DSC_4270.JPG
 ゴムをしっかり手首にフィットさせても良いですし、少しゆったり目にして風通し良く作っても良いと思います。
DSC_4271.JPG
 お尻まで着丈がないので、座っても動きやすい形に仕上がります。

DSC_4272.JPG
 また、日よけだけでなく冷房除けにも使えますので、車の運転時だけでなく鞄に忍ばせていろんな場面で活用してみてください。

タグ: 富士宮  マーガレット  手作り  日焼け  日よけ  冷房