このページを編集する

静岡県富士宮市を中心に手作りの温もりを大切にする、布と学生服の店|望幸

お問い合わせは電話番号0544264153までお願いいたします。

 2020年1月  

SunMonTueWedThuFriSat
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

温もりブログ

何を入れてもすごく便利!小物入れにどうですか?炬燵の上にみかん 最高の景色です
元旦にポストに届く年賀状を分けたり、帰省した家族とこたつでぬくぬく過ごしたりと過ごした方もいらっしゃるのではないでしょうか?

お正月といえば、お年玉。
小さい頃はもらえることが楽しみでしたが大人になりお年玉を渡す側に。
お年玉を入れるポチ袋も昔と違って可愛らしいものが多いので、あの家の子にはこの柄で、あっちの子達にはこの柄でと毎年悩みます。
そんな子どもにお年玉を渡すときに欠かせないポチ袋ですが、その起源は、旦那衆がひいきの芸子さんに対して、「ほんの心づけ」としてご祝儀を渡す際に使われたものでした。「ポチ」の語源は、ほんのわずかなことを意味する「これっぽっち」だと言われています。関西方面では、商売や景気が「まあまあ、そこそこ」という意味で、「儲かりまっか?」「ぼちぼちでんなあ」などと言いますが、「ポチ」が「ぼちぼち」に由来するという説もあるそうです。

そんなポチ袋を持って親戚の家へお邪魔して新年の挨拶をしたり、子供達へお年玉を渡したりしていた時に炬燵のテーブルの上でころころ転がるみかんを見て思い付いた入れ物をご紹介させて頂きます。
16619.jpg

用意する生地は
生地(側布) 20cmX25cm 各柄1枚
生地(底布) 14cmX32cm 1枚
接着キルト芯 90cm幅X18cm 1枚

その他に、ハサミや縫い針や糸、アイロンなどご用意下さい。

1.布を裁ちます

16626.jpg

側布は縫い代を1cmほど残して6枚

16625.jpg

側布に使うキルト芯は縫い代無しで6枚

16624.jpg
底布は縫い代を1cmほど残して2枚

16614.jpg

底布に使うキルト芯は縫い代無しで1枚

2.アイロンで接着キルト芯を貼ります。

側布の半分に接着キルト芯をアイロンで貼ります。

16613.jpg

このときに気を付けて頂きたいのが、アイロンを「ドライ」になっているかどうかを確認して下さい。
もし、スチームになっている場合にキルト芯が縮んでしまうことがありますのでお気をつけ下さい。
中温(130~150度)のアイロンを、あて布の上から10秒位押し当てるようにします。

16618.jpg

アイロンを滑らせず一旦離し、上から押し当てるのを繰り返し、ゆっくり少しずつ移動しながら、まんべんなく生地に接着させていきます。
なるべく中央から外側へ、空気を外へ押し出すように移動させてください。
ここでテキトーにしてしまうと、後になってあっさりと剥がれてきてしまうので、しっかり丁寧にアイロンをかけましょう。
しっかり貼り付けるのは大事ですが、せっかくふっくらしている厚みをあまり押し潰さないよう、少し加減るすのも大事です。
アイロンをかけた後、生地の表側を確認し、シワなど気になるようなら表側からもアイロンをかけて整えます。
アイロンをかけた後は、冷めるまで動かさずにしっかり冷ますことで密着します。
もしも、貼り付けに失敗してしまって剥がしたい時には、アイロンで熱を加えて熱いうちに手早く剥がせば、比較的剥がれやすいと思います。

3.布をはぎ合わせます。

側布を待ち針で留めて、縫っていきます。
その時に接着キルト芯を貼り付けた側と付けていない側になるように気を付けてはぎ合わせて下さい。

16616.jpg

4.底布を縫い合わせる
16617.jpg


表へ返す部分は縫わずに開けておいてください。

16615.jpg

5.表に返して形を整えます。

縫わずに開けておいたところから表へ返してから、その口を閉じます。

そうしましたら、接着芯の付いていない方を中側へ入れ込みます。

16611.jpg

これで完成です。

みかんを入れたり、小物いれとして玄関などにも置いて使っていただけますのでお試しください。